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高校生が作った、海洋ごみ問題に関する書籍発売記念のトークイベント開催

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長崎県立長崎東高等学校2年生(制作当時)4名は、海洋ごみについて考えた本『解決できなかったわたしたちの問題 〜海とごみと高校生〜/ペットルと黒いかげ』1,800円(税別)を「3710Lab(みなとラボ)」と制作した。

2つの側面から海洋ごみ問題を考える本


同書は、生徒たちが実際に行った活動やそれに伴い見えてきた現実、考えをまとめたもの(左開き)と、子どもたちに海洋ごみのことを知ってもらうための絵本(右開き)の2つの側面から海洋ごみ問題を考える本となっている。

同書は「3710Lab」公式サイトで購入できる。

トークイベントを開催

また、書籍発売記念して、11月1日(火)18:00~19:00に生徒たちによるトークイベントを長崎市内のみらい長崎ココウォーク内「TSUTAYA BOOKSTORE」にて、開催する。

トークイベントでは、生徒たちが書籍を出版するまでの過程を振り返り、そこで気づいたことや伝えたいことなどを話すという。また、同書は海洋ごみをテーマに扱っており、長崎に暮らす人々に、長崎の海の現実を知ってもらう機会になればと考えているそうだ。

イベントの参加費は無料で、参加希望者は当日直接会場へ行こう。

総合的な探究の時間という授業がきっかけ

生徒たちが、海洋ごみについて考え、活動するきっかけは高校の「総合的な探究の時間」という授業の一環だった。

フィールドワークを進めるうちに、授業だけでは収まらない活動の多様さ、そして問題の根深さに気づき圧倒されたという。その中で自分たちにできることを模索し、諦めることなく道を進む事を選んだ。

この書籍は、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で行われたもの。『解決できなかったわたしたちの問題 〜海とごみと高校生〜/ペットルと黒いかげ』が、同じような活動をする生徒やそれを主導する大人たち、次世代の子どもたちにとって1歩踏み出すきっかけになることを願っているという。

■トークイベント概要
日時:11月1日(火)18:00~19:00
会場:TSUTAYA BOOKSTORE(みらい長崎ココウォーク 5F)
住所:長崎県長崎市茂里町1−55
参加費:無料
定員:20名前後

「3710Lab」公式サイト:https://3710lab.stores.jp/

(角谷良平)

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