長野県や関東地方などで展開する宅配パン「トラットリアフォルツア」の期間限定商品に、ビタミンちくわの元祖・スギヨ(石川県七尾市)の「ビタミンちくわ」を使った「ビタちくカツサンド」が登場!12月28日(水)まで限定販売中だ。
「ビタミンちくわ」
大正時代、能登半島近海でアブラツノザメが大量に水揚げされた。1923年にアブラツノザメを使ったちくわの製造を開始し、サメの肝油にビタミンA、ビタミンDが豊富に含まれていることがわかった。その後、1952年にサメを使ったちくわを「ビタミンちくわ」の名で発売した。
発売当時は戦後の食糧難。手軽に栄養が摂れるとして石川だけではなく、海のない長野からも引き合いが多かったという。長距離を衛生的に運ぶため、ちくわの穴に塩を詰め、炭火で乾燥させた木箱に入れるなど工夫していたそう。
「ビタミンちくわ」は、70年間変わらず石川で作っているにも関わらず、いまでは「長野県民のソウルフード」と呼ばれ、生産量の約7割が長野で食べられている。
Newご当地パンが期間限定で発売
そんな「ビタミンちくわ」が1952年に石川県で発売されてから今年で70年。長年親しまれているパッケージ柄を、ビタちく史上初めてパンに印刷した「ビタちくカツサンド」が、宅配パンのトラットリアフォルツアで発売。同商品の発売に合わせ「ツナマヨちくわ」も販売する。
「ビタちくカツサンド」310円(税込)は、ビタミンちくわのパッケージ柄を特殊な技術でパンの両面に印刷。中にはビタミンちくわをフライにしてカツソースをからめた具材をサンドしている。
「ツナマヨちくわ」330円(税込)は、ビタミンちくわを丸ごと1本のせたボリュームたっぷりのパン。
「ビタちくカツサンド」「ツナマヨちくわ」の販売場所は、長野県全域と群馬県、山梨県、栃木県、埼玉県、神奈川県の一部の配達エリアとなっている。
ご当地カツサンド「ビタちくカツサンド」を、この機会に食べてみては。
トラットリアフォルツア:https://www.trattoriaforza.com/index.html
商品紹介:https://www.trattoriaforza.com/news/2022/11/125-1.html
スギヨ:https://www.sugiyo.co.jp/
ビタミンちくわヒストリー:https://www.sugiyo.co.jp/special/story/vitachiku.php
(江崎貴子)