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京都府が成城学園前“Tochi-Dochi”でフェア開催!障がい者を支援するロボットカフェも

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京都府は、京の特産品を販売する「京都府フェア」や、アバターロボットによるカフェでの新しい働き方を実証する取り組みを行う。それぞれの情報を詳しく紹介しよう。

京都の特産品と出会える「京都府フェア」


京都府は、12月29日(木)まで、東京都世田谷区にある全国の名産品と出会えるお店「Tochi-Dochi」で、「京都府フェア」を開催している。

■地域の観光情報とともに食文化の魅力を発信


この企画は、ANAホールディングスと京都府が2022年2月に締結した地域活性化包括連携協定に基づき、京都府の観光・特産品や地域の振興に関する取り組みの一環として、「京の食」プレミアムフードコンソーシアムと協力し、「京ブランド認定食品」を中心とする食文化の魅力発信を地域の観光情報とともに行うもの。

ANAあきんどは、ANAグループの中でも利用者とリアルの接点を持つ会社として全国に33拠点を有し、地域の地場産品の販路拡大、交流人口や関係人口の創出・拡大に向けた施策の実施など、地域に密着した地域創生の取り組みを展開している。

■京都府の特産品を用意


「京都府フェア」では、京漬物、宇治茶、京の酒など京都府の特産品を販売。週末には、京野菜の限定販売も実施する。ウェブサイトからも購入が可能だ。詳しくは、「Tochi-Dochi」の公式サイトで確認を。

「Tochi-Dochi」で「京の食」を堪能しよう!

■Tochi-Dochi
住所:東京都世田谷区成城6丁目11-5
営業時間:10:00~20:00(変更となる可能性がある)
公式サイト:https://www.tochidochi.com/

※画像はすべてイメージ

障がい者等の社会参画を支援するロボットカフェ


また、2019年のけいはんなロボット技術センターの開設をはじめ、スタートアップ企業等によるロボット開発を支援してきた京都府は、今回、営業中のカフェにおいて、障がい者が自宅等に居ながら遠隔で接客や配膳等を行う実証を行う。

■実証内容について

実証内容は、「分身ロボット(通話型)により自宅想定地から遠隔で接客」「分身ロボット(移動型)を自宅想定地から遠隔操作して配膳」「自律ロボットによる配膳・下膳等」の3つ。

12月26日(月)12:00~は、精華町の「コンディショニングラボカフェ」にて、両下肢麻痺の人が分身ロボットの通話機能を活用し、自宅想定地から接客を行う。

令和5年2月16日(木)11:00~は、宇治市の「For the Life Café 宇治文化センター店」にて、外出や対面コミュニケーションが難しい人が分身ロボットを遠隔操作して配膳、卓上小型ロボットの語りかけ機能による店舗内の誘導やメニュー紹介を行う。

また、12月16日(金)には、向日市の「Cafe&Dining HANA むこう」にて、卓上小型ロボットの語りかけ機能によるメニュー紹介や系列店への誘客、通話機能を用いた店舗内での遠隔注文、扉開閉機能を有した自律ロボットによる配膳・下膳の実験を行った。

■実証で用いるロボット


向日市、精華町、宇治市での実験では、卓上小型AIロボット「ZUKKU(ズック)」を使用。身長10cmのミミズク型ロボットで、対話機能を掲載し、AIによる自然な会話も楽しめる。


宇治市での実験で使用する配膳・接客ロボット「KeiganALI(ケイガンアリ)」は、タブレットやスマートフォンでも操作可能な自律移動ロボット。人と一緒に働き、工場・物流・レストラン等の現場で活躍する。


向日市での実験で使用したのは、自律移動型配膳・接客ロボット「W3(ダブルスリー)」。最適なルートで移動するためのAI機能などを搭載した配膳ロボットで、レストラン、ホテル、老人ホーム等の現場で活躍している。

これから実証が行われるカフェに足を運んで、ロボットを活用した障がい者等による接客サービスを体験してみては。

■コンディショニングラボカフェ
住所:京都府相楽郡精華町光台1-7 けいはんなプラザ交流棟1F

■For the Life Café 宇治文化センター店
住所:京都府宇治市折居台八軒5-1

食の魅力をアピールする「京都府フェア」や、障がい者等の社会参画を支援するロボットカフェなど、京都府が実施する取り組みに今後も注目していこう。

(yukari)

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