栃木県那須塩原市のハンターマウンテン塩原では、「35周年記念!ゲレンデDJ復活」企画を、1月15日(日)と2月19日(日)に実施する。
バブル期のスキー場で行われた業務
「ゲレンデDJ」は、80〜90年代のバブル期、スキーブーム真っ只中のスキー場にて、ゲレンデコンディションや場内インフォメーションを、スキーヤーからのリクエストメッセージと共にワンマンDJスタイルやラジオテイストの番組として放送していた業務。
当時は女子アナブームもあり、大学の放送研究会の学生やフリーのパーソナリティが経験を積む場として人気の職業だった。「ゲレンデDJ」は、TV局アナウンサーやラジオアナウンサー、パーソナリティを多く排出したことから、それぞれの登竜門として注目されていた。
スキーヤーの声を受け約30年ぶりに復活
復活企画は、北関東を中心とした広告企画メディア制作会社であるCommuh Desing Company(コミュデザインカンパニー)が制作運営を担当する。同社代表の鹿島田千帆さんは、1988年〜1993年にハンターマウンテン塩原において「ゲレンデDJ」・マネージメント業務を約5年担当。ハンターマウンテン塩原を訪れるスキーヤーから「ゲレンデDJ」復活の声が上がっていたことなどから、今回の企画が実現した。
地元の中高生がゲレンデDJにチャレンジ
鹿島田さんは、1993年〜2020年にエフエム栃木にて局アナウンサープロデューサーを務め、現在は人材育成を事業の目標としている。アナウンサーやパーソナリティは人気職だが、経験を積む場が限られていることが1つの課題だ。ハンターマウンテン塩原の復活DJ企画で、“伝える”仕事の魅力を地元の学生たちに経験してほしいという同氏の思いが、自然と一体になって楽しめるスキーの魅力を学生たちにも経験してほしいというハンターマウンテン塩原の思いと重なり、学生にも企画に参加してもらうこととなった。
同企画に参加する宇都宮海星女子学院高校3年生の大塚彩萌さんは、「実際にプロフェッショナルな方々とお仕事をさせていただき様々なことを学んでいます。皆様の思い出に寄り添いながら、ハンターマウンテンで過ごすお時間を少しでも豊かにできるように努めます。」とコメント。宇都宮海星女子学院中学3年生の村上華音さんは、「初めてのゲレンデDJのお仕事、とても緊張しますが皆様に楽しんでもらうために全力で仲間と力を合わせて頑張ります。」とコメントしている。
リクエストメッセージを募集中
また、ハンターマウンテン塩原の公式InstagramとTwitterにて、事前のリクエストメッセージを募集中。イベント当日は、ゲレンデの施設内にリクエストカードとボックスが設置され、来場者が気軽にリクエストできる。詳細はハンターマウンテン塩原イベント紹介ページにてチェックしてみて。
ハンターマウンテン塩原で、地元中高校生たちのゲレンデDJを楽しんでみては。
ハンターマウンテン塩原イベント紹介ページ:https://www.hunter.co.jp/winter/news/35thdj/
(山本えり)