ニューホライズンコレクティブは、1月11日(水)~2月6日(月)の期間、人形町 engawa GALLERYにて、茨城県笠間市の魅力をひと味違うアングルで体験できる「笠間のさかさま展」を開催中だ。
多くのポテンシャルを秘める笠間市
笠間市は、茨城県中部の県央地域に位置する街。日本三大稲荷の「笠間稲荷神社」や「笠間焼」を有するほか、日本を代表するみかげ石の1つである「稲田石」の中心的な採掘地であること、茨城県が生産量全国1位を誇る栗の栽培面積が県内トップであることなど、魅力あふれる街。
しかし、その知名度は高くなく、歴史的財産は時とともに風化し、少子高齢化や人口減少にも歯止めがかからないのが実情だ。
そんな中、多くのポテンシャルを秘める同市の魅力を全国に広めたいと立ち上がったのが同社のメンバー。同市に複数回通い、様々な角度で同市を眺めているなかで、「この街は決して“過去の街”ではなく、むしろ見方によっては時代の最先端を行く街かもしれない」と思い始めたという。
宙を舞うライダーからヒントを得た企画展
同市の「笠間芸術の森公園」には、スケートボードやBMXといったアーバンスポーツを本格的に楽しめる「ムラサキパークかさま」がある。
同社のメンバーは、宙返りさながらに空を舞うライダーたちにインスパイアされ、今回の企画展のヒントを得た。
「彼らの視線のように、ふだんと違う視点から笠間を見つめた写真展で、気づかなかった街の魅力をアピールしてみたい」と考えたのだ。
同企画展では、同市で見つけたさまざまなものを裏返したり回したり、ユニークな角度でとらえた写真を展示。加えて、特産品やアーバンスポーツのアイテムも展示されている。
会場となるのは、同社が2021年にオープンした共創イノベーションスペース「ニューホライズンパーク」に併設される一般向けギャラリースペース・人形町 engawa GALLERY。入場は無料だ。
世界中で活躍するメンバーが200名以上
ニューホライズンコレクティブには、40~60代のミドルシニア世代のプロフェッショナル人材が集結。200名以上のメンバーが、世界14の国と地域、国内では45都道府県で、いろんなことにチャレンジし、人生100年時代の新しい働き方を提案している。
今回の取り組みは、全国的には知られていなかった地域の魅力を発掘する活動の一環として、有志メンバーにより実現したものだ。
いつもとは違う視点で見つめることで、笠間市の新たな魅力に気づくかもしれない。
■「笠間のさかさま展」概要
開催場所:人形町 engawa GALLERY
住所:東京都中央区日本橋人形町1-5-8 人形町北浜ビル1階
会期:1月11日(水)~2月6日(月)10:00~17:00 ※土日は11:00~17:00
入場料:無料
その他:土日は日によって展示を休止することがある
(Higuchi)