3月19日(日)、Global Kids’ Momは杉並公会堂にて世界に向かって英語でスピーチするイベント「TEDxOgikubo」を開催。テーマは『Making the Future』で、スピーチは各8~18分。学生スピーカーは一般公募により選出された。
価値あるアイデアを世界に広めるTED
TED(テッド)はアメリカに本部を持つ非営利団体で、「ideas worth spreading」をミッションとし、価値のあるアイデアをスピーチイベントや動画配信等で広めている。
2006年にスタートしたネットを通じて行なわれる動画の無料配信プロジェクトTED Talksで多くの人の目に触れる機会が増え、TED Talksのチャンネル登録数は3730万人(2023年1月時点)で2021年に開催したTEDxOgikuboのスピーチも公開されている。
TEDxはTEDの精神である「ideas worth spreading」 のもとに、世界各地で発足しているTEDからライセンスを受けたコミュニティーで、今回同法人はライセンスを受けて2回目となるTEDxOgikuboを開催する。
TEDルールにのっとり、運営はボランティアのチームで行っており、すべての費用はスポンサードによって賄われる。
2回目のTEDイベント「TEDxOgikubo」が杉並で開催
Global Kids’ Momでは、日本の子ども達にも英語で世界に向かって自分の考えを発信する文化を根付かせたいと、教育員会とグローバルキッズ英語スピーチコンテスト等の活動を進めてきた。今回は2回目となるTED×イベントとして杉並にてTEDxOgikuboをALL英語スピーチで開催する。
スピーカーは、教育家の高濱 正伸氏、環境活動家の谷口 たかひさ氏、社会起業家の古屋 亮太氏、プロデューサーのスティーブン・ヘインズ氏、ぶっ飛びママの池下 カナ氏、大学教授の本間 正人氏。
学生スピーカーは東京コミュニティスクール4年のパタソン 加弥氏、玉川学園小6年の根木 絢未氏、文化学園杉並中1年の小林 凜依奈氏、広尾学園小石川中1年の永松 大幹氏、杉並区立井草中2年の山崎 誓氏に決定した。
子どもによる8分間の英語スピーチに注目が集まる
今回のTEDxOgikuboでは『Making the Future』をテーマとし、一般公募の学生も大人と一緒に英語スピーカーとして登壇する。TEDxでは子どものスピーカーも大人と同じ8分以上のスピ―チを行うため、その内容に注目が集まる。
またTEDトークと言えば、そのスピーチの演出や表現力が取りざたされ、英語学習教材として使用されることも多いため、スピーカーが日本の英語教育に与える影響は大きいと考えている。観覧チケットはPeatixチケットサイトより購入できる。
特に子どもたちや子育て世帯、教育関係者は「TEDxOgikubo」に注目しよう。
■TEDxOgikubo
場所:杉並公会堂小ホール
住所:東京都杉並区上荻1丁目23−15
TEDxOgikubo 2023 MAKING THE FUFUREチケット購入ページ:https://tedxogikubo2023.peatix.com/
(佐藤 ひより)