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【山梨県市川三郷町】のっぷい土壌で育てた大塚にんじんや大根の収穫体験を実施

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1月8日(日)、山梨県市川三郷町は山梨県内の親子を招待して、のっぷい土壌で育てた大塚にんじんや大根の収穫体験を行った。

のっぷい土壌について

市川三郷町大塚地区には「のっぷい」と呼ばれる土がある。「のっぷい」には、七千年~九千年前に八ヶ岳が噴火した際に降り積もった軽い火山灰と、長い年月をかけて腐葉土が変化した腐植と呼ばれる成分が多く含まれているので、土の色が黒く肥沃な土地だ。

また、フカフカと柔らかいことも特長で、農作物は地中深くまで根を伸ばすので、根菜類は長くのびのびと育つ。

規格外の大塚にんじんと大根を収穫



収穫体験では、のっぷい土壌の断面を見ながら、その魅力の説明が行われた。また、規格外で出荷できない大塚にんじんと大根の収穫を実施。

試食会も実施



また、採れたての大塚にんじんは、その場で素揚げとキャロットベーコンに調理し、試食会も実施された。


参加者からは「こんな食べ方があるんだ!」「帰ったら早速調理してみよう」などの声もあり、用意した試食はあっという間に完食となった。

山梨県市川三郷町は、引き続きのっぷい農産物のPRやフードロス削減のための「収穫体験」や、春には「種まき体験」などを続けていくそうだ。

「収穫体験」や「種まき体験」などでフードロス削減にも取り組む、山梨県市川三郷町に注目してみては。

(角谷良平)

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