愛知県豊橋市上下水道局は、初めての試みとして、6月1日～7日の水道週間に実施している「多米配水場」の施設公開に加え、今年は春にも「多米配水場 春の一般公開」で施設公開を実施する。

豊橋市内にある48ヶ所の水道施設の一つ

豊橋市内には48ヶ所の水道施設があり、「多米配水場」はその一つ。

配水場とは、浄水場でつくった水道水を一時的に貯めておく所のこと。浄水場などで事故が起こってもすぐに断水しないよう、水道使用量の変動を吸収するなど、安定して水道水を供給するための施設だ。

多米配水場 春の一般公開の注目ポイント

「多米配水場」の敷地内には多数の桜が植えてあり、満開の時期には圧巻の景色を楽しめる。場内にはフォトスポットがあるので、カメラを持参して出かけよう。

また、展望台からは場内に広がる桜だけでなく、市内を一望できる。この季節ならではの眺望を楽しんでみては。

さらに、場内には国の登録有形文化財の「多米配水場 旧配水池」がある。1929年に設立された建造物と桜の木で歴史を感じてみて。

新小学一年生にはプレゼントも

「多米配水場 春の一般公開」に参加した新小学一年生には、先着100袋限定でプレゼントもある。希望者は受付で声を掛けよう。なお、プレゼントの中身はもらってからの楽しみだそう。

隠れた桜の名所で春を満喫できる、「多米配水場 春の一般公開」に参加してみては。

■多米配水場 春の一般公開
日程：3月18日(土)・19日(日)・21日(火)・25日(土)・26日(日)・4月1日(土)・2日(日)・8日(土)・9日(日)
時間：9時～16時
場所：豊橋市上下水道局多米配水場
住所：愛知県豊橋市多米町字蝉川33-149
その他：公式サイトの注意事項を確認
豊橋市上下水道局公式サイト：https://www.city.toyohashi.lg.jp/53829.htm

(角谷良平)