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神社仏閣の錺金具が持つ「飾る」力を防犯アイテムに!「錺之ドアスコープカバー」登場

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京都府京都市伏見区にて神社仏閣や仏壇などの「錺金具(かざりかなぐ)」を製造している竹内の自社ブランド「錺之-KAZARINO-」は、防犯アイテム「錺之ドアスコープカバー」¥6,600(税込)を公式ECサイトにて3月3日(金)より販売を開始した。

神社仏閣に欠かせない錺金具の「飾る」力


「錺金具」とは、神社仏閣や神輿、仏壇などに使われる装飾金具。飛鳥時代の法隆寺金堂にも使われており、長い歴史を持つ日本の伝統的な工芸だ。


高い装飾性により、取り付けられたお寺や仏壇をより美しく見せ、補強の役割も果たしている。また、錺金具で表現されたきらびやかな世界観は、神の世界や極楽浄土が思い描かれ、向き合う人々の心を癒したり明るくしたりしてきた。「飾る」ことは人々を笑顔に幸せにする力があり、それこそが錺金具の本質だと同社では考えている。


昨今仏壇を持たない家庭が増えているように、錺金具の需要は衰退の一途をたどっている。竹内は、未来へつなげていくためにも、宗教業界の枠を越えてもっと身近な存在にしていく必要があると考え、2020年に自社ブランド「錺之-KAZARINO-」を設立。錺金具のポテンシャルを活かし、普段の暮らしの中で親しみを持って気軽に使える商品を開発。「飾り」には不思議な力があり、外見だけでなく心も豊かにすることから、その力を届けることを同ブランドの使命としている。

インテリア性のある防犯アイテム

近年、玄関のドアスコープ(覗き穴)から家の中を覗かれ、気付かない間に盗撮などの被害にあうケースが増加。単眼鏡などの特殊な器具を悪用して覗かれる被害が全国各地で起こっている。そこで、被害を防止するために「ドアスコープカバー」の製作を決定。「ザ・防犯グッズ」という感じではなく“おしゃれでインテリア性があるものを”との想いから、錺金具の飾りの力で、安心感に加えスタイリッシュさや高級感を追求した。


デザインは八尋製作所の西村かおりさんが担当し、協業して製作。4種類のデザインと2種の仕上げが誕生した。

4種類のデザインと2種の仕上げ

四季それぞれから吉祥・魔除けを表す植物の意匠を彫り入れている。


「梅(春)」は忍耐力、生命力、子孫繁栄、魔除け、


「藤(夏)」は長寿、子孫繁栄、豊作、


「菊(秋)」は無病息災、邪気払い、心身の安定、


「南天(冬)」は火災除け、魔除け、縁起木。仕上げは、玄関のイメージに合わせて金メッキ、銀メッキから選ぶことができる。


マグネットで簡単にドアに取り付けられ、必要な時には蓋をスライドして、外の様子を確認することができる。


販売は同社オンラインショップにて、このほか「錺之マネークリップ」「錺之マスクバンド」「錺之バングル」「錺之オーバルボックス」も販売中。

「錺之ドアスコープカバー」を手に入れて、おしゃれに防犯してみては。

竹内HP:https://www.kazaritakeuchi.com/
錺之-KAZARINO- HP:https://www.kazarino.com/
錺之オンラインショップ:https://www.kazarino.com/online-shop

(山本えり)

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