親子三代に渡ってオリーブと柑橘を育てる香川県小豆郡小豆島町の農園・井上誠耕園は、国産丹波種の黒豆とオリーブ茶葉・有機栽培抹茶をオリーブオイルに漬け込んだ「オリーブオイルコンフィ抹茶と黒豆」746円(税込)を、3月1日(水)より発売している。
オリーブ葉の可能性を追究
井上誠耕園によると、オリーブ葉には、体の老化を防ぐという抗酸化成分であるオリーブポリフェノールが豊富に含まれているそうだ。
毎年、井上誠耕園では冬から春にかけて、樹木を健康にし、新芽を吹かせるためにオリーブの剪定作業を行っており、その際にたくさんの新鮮なオリーブ葉が収穫できる。
同園ではオリーブ葉の健康成分に着目し、オリーブ茶に活用したり、葉から採ったエキスを化粧品に配合したりと試行錯誤してきた。
「健康成分の宝庫であるオリーブ葉をもっと日常的に美味しく摂り入れられる商品を作りたい」という想いで、今回新たに開発されたのが「オリーブオイルコンフィ抹茶と黒豆」だ。
ヨーロッパの伝統食を日本らしい味わいに
オリーブオイルコンフィとはオイルを使った保存食のことで、野菜や果実などをオリーブオイルに漬け込み、保存性を上げるだけでなく素材をしっとり風味豊かにする、ヨーロッパの伝統食。
今回、同園の「オリーブオイルコンフィ」の新たなシリーズとして、オリーブ茶葉と黒豆・抹茶といった「和」の食材を組み合わせ、和風オリーブオイルコンフィを作った。オリーブオイルといえば“洋”なイメージが先行しるが、日本人に馴染みの深い和の食材を中心に選んだことで、オリーブオイルに馴染みのない人方でも美味しく楽しめる、ほっとする日本らしい味わいが完成した。
漬け込まれているオリーブオイルは、同園の提携農家であるスペインの有機栽培オリーブ農家・ルケ家と共に作られた良質なエキストラヴァージンオリーブオイル。毎朝のパンやヨーグルトと一緒に良い油を摂りいれることができる。また、オリーブ葉とオリーブオイルに含まれるオリーブポリフェノールを毎日美味しく摂取できる、体に嬉しいオリーブオイルコンフィだ。
これ一瓶で簡単「和スイーツ」が完成
同商品は、オリーブ茶葉と抹茶をオリーブオイルと合わせたことで、やさしい苦みとまろやかな味わいが広がる。どこか懐かしい黒豆は食感を損なわないよう加熱を避けてしっとり仕上げ、栗・くるみと一緒に抹茶と漬け込んで一晩寝かせるという手間ひまが加わっている。パンだけでなく、ヨーグルトやアイス、焼いたお餅にものせるだけで「和スイーツ」に変身し、美味しく楽しめる。
井上誠耕園直営ショップ、または通信販売にて購入可能。
この機会に「オリーブオイルコンフィ抹茶と黒豆」をチェックしてみては。
井上誠耕園:https://www.inoueseikoen.co.jp/
(鈴木 京)