神奈川県寒川町は、「夜道をもっと安心して歩けるまち」にするための「こころ。を灯す」の企画や、ウォータースタンドと共にマイボトルの普及を促進する取り組みを行っている。詳しい情報を紹介しよう。
「こころ。を灯す」の企画について
寒川町は、「夜道をもっと安心して歩けるまち」を目指し、手軽に自分とその周りの人の安心につながるよう、「こころ。を灯す」の企画として、3つのアクションを推進し、自助・共助・公助の強化を図っている。
■町民が安心して暮らせるまちに
寒川町は、「『高座』のこころ。」をスローガンに、町民たちが「一歩先の安心」を感じて、こころの幸せとともに暮らせるよう、取り組んでいる。
「『高座』のこころ。」の推進にあたり、寒川町役場内にある寒川町ブランドのプロジェクトチームが、“安心”をキーワードに寒川町役場職員約300人に調査を実施したところ、町内を夜間に移動する際に不安を感じる声が多いことがわかった。
■3つのアクションを推進
これを受けて、“夜道をもっと安心して歩けるように”との想いから、自分とその周りの人の安心感や犯罪・事故防止に効果的な3つのアクションを企画した。
3つのアクション「あいさつペコり。」「スマホでピカリ。」「おうちがキラり。」は、手軽に自分とその周りの人の安心を作り出せる取り組みだ。
寒川町は、スマホライトで夜道がどの程度明るくなるのか検証した動画『こころを灯す「スマホでピカり。」第1弾【クイズ編】』、
『こころを灯す「スマホでピカり。」第2弾【比較篇】』を公開しているので、チェックしてみて。
『こころを灯す「スマホでピカり。」第1弾【クイズ編】』:https://youtube.com/shorts/vGNxx85LCeM?feature=share
『こころを灯す「スマホでピカり。」第2弾【比較篇】』:https://youtube.com/shorts/Q4zjT_Y5abo?feature=share
「ウォータースタンド」を公共施設等に設置
また、浄水型ウォーターサーバーのレンタル事業を行うウォータースタンドと寒川町は、2月15日(水)に、「マイボトル利用環境の整備促進に関する協定」を締結したことを発表した。
■協定の概要
寒川町は、これからのまちづくりが、持続可能な社会の構築に資するものになり、次世代も含めて誰もが心穏やかに暮らせるまちとなることを念頭に、「第3次寒川町環境基本計画」を策定している。
この計画の施策の方針には、「低炭素社会の形成」「循環型社会の形成」「自然との共生」「快適な都市環境の形成」の実現が盛り込まれ、より一層の環境負荷軽減を目指す寒川町と「マイボトルを携帯する新しい文化を創り、気候変動とプラスチックによる環境問題に取り組む」というビジョンの下で事業展開するウォータースタンドの目的が合致し、協定締結に至った。
この協定に基づき、ウォータースタンド及び寒川町が連携協力の下、浄水型ウォーターサーバー「ウォータースタンド」を公共施設等に設置した。
浄水型ウォーターサーバー「ウォータースタンド」は、ボトル不要でいつでもおいしい飲料水が使える利便性の高さと、運搬や使い捨て容器を必要としないエコな給水システムが支持されている。
この取り組みにより、マイボトルの普及を促進し、ペットボトル等の使い捨てプラスチック製品の使用抑制を図るとともに、住民・事業者・滞在者との連携による取組を広げることで、プラスチックごみ削減の推進や環境負荷の低減に取り組むこととしている。
■プラスチックボトル削減に向けた取組
ウォータースタンドは、使い捨てプラスチックボトル30億本の削減をミッションに掲げ、寒川町を含め全国の地方公共団体・教育委員会と、水道水を活用した給水スタンドを整備し、マイボトル活用を推進する「ボトルフリープロジェクト」を推進している。
ウォータースタンド 公式サイト:https://waterstand.jp/
寒川町の「こころ。を灯す」の企画や、ウォータースタンド設置の取り組みに注目してみよう!
(yukari)