トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

CAWAII, LOCAL

【兵庫県神戸市】神戸ファッション美術館にて、内藤ルネさんのデビュー70周年記念特別展を開催

このエントリーをはてなブックマークに追加

《Soleil Diary》『ソレイユの日記』カラー扉 1962年 ソレイユ社 ⒸR.S.H/RUNE


神戸ファッション美術館は、4月8日(土)~6月25日(日)の期間、“「Roots of Kawaii 内藤ルネ展」デビュー70周年記念特別展”を開催する。

「カワイイ」世界観であふれた会場を演出

ピエロのポリチネロ人形(『私の部屋』No.33 1977年)1977年頃 ⒸR.S.H/RUNE


キラキラと輝く大きな瞳が象徴的な少女画「ルネガール」で一世を風靡した、マルチクリエーターの内藤ルネさん。

《キャノチェ》『ジュニアそれいゆ』第35号 表紙イラスト復刻原画 2017年 ⒸR.S.H/RUNE


『ジュニアそれいゆ』 第33号 1960年 ひまわり社 ⒸR.S.H/RUNE


“「Roots of Kawaii 内藤ルネ展」デビュー70周年記念特別展”では、内藤ルネさんの貴重な原画やデザインスケッチ、ルネガールの衣装の再現展示などが展示され、「カワイイ」世界観であふれた会場が演出される。

「カワイイ」文化の原型をつくったマルチクリエーター

内藤ルネさんは、今や世界中に広がる日本独自の「カワイイ」文化の原型をつくったマルチクリエーター。1950~60年代に雑誌『ジュニアそれいゆ』の表紙と挿絵を担当し、大ブレイク。キラキラと輝く瞳の美少女「ルネガール」は、明るい表情、長い手足、ファッション性の高さでこれまでの古風な美少女像を覆し、瞬く間に少女たちの憧れの的となった。

1960年代以降は少女誌や学年誌のふろく、グッズデザイン、インテリア提案、人形制作、絵画まで次々と活躍の場を広げていった。

約570点を展示

《薔薇のグランド・ハット》『すべてを失くして』(小学館) 表紙原画 2005年 ⒸR.S.H/RUNE

デビュー70周年を記念して開催される同展では、マルチクリエーターとして生涯活動を続けた内藤ルネさんの軌跡を仕事別に紹介。

ルネパンダ 貯金箱 大竹製陶所  ⒸR.S.H/RUNE


初出展作品を含む貴重な原画や当時の雑誌や誌面、ルネガール作品の再現衣装、昭和に大流行したファンシーグッズまで、過去最大規模の作品数約570点が展示される。

“「Roots of Kawaii 内藤ルネ展」デビュー70周年記念特別展”を訪れ、今もなお愛され続ける内藤ルネさんの独創的な世界観を楽しんでみては。

■「Roots of Kawaii 内藤ルネ展」デビュー70周年記念特別展
開催日時:4月8日(土)~6月25日(日)10時~18時 ※入館は17時30分まで
休館日:月曜日
会場:神戸ファッション美術館
住所:兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1
観覧料:一般1,000(800)円、大学生・65歳以上500(400)円、高校生以下無料 ※神戸市内在住の65歳以上の人は無料。カッコ内は有料入館者30人以上の団体料金。神戸ゆかりの美術館、小磯記念美術館の当日入館券(半券)で割引。
神戸ファッション美術館:https://www.fashionmuseum.jp/

(角谷良平)

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事