鈴木楽器製作所は、人気製品である鍵盤ハーモニカ「メロディオン」、鍵盤リコーダー「アンデス」をモチーフにしたカプセルトイを監修。トイズキャビンより「鈴木楽器製作所 メロディオン&アンデス コレクション」¥400(税込)が、4月5日(水)以降順次発売。「鈴木楽器製作所 メロディオン&アンデス コレクション」は、全国のガチャガチャコーナーにて購入できる。
製品化の経緯
鈴木楽器製作所創業70周年を機に、さらに広く同社を知ってもらうためのアイテムを検討する中で、人気製品のカプセルトイ化を発案した。同じ静岡県内に所在する玩具メーカートイズキャビンに相談し、製品化に至った。
3色ずつの全6種類をラインナップ
「鈴木楽器製作所 メロディオン&アンデス コレクション」は、楽器本体にホースと吹き口を取り付け可能。ホースに柔らかい素材を使用して質感を表現したり、黒鍵部分は指で押すと沈み込む仕様など、細部までこだわりが詰まっている。さらにケース入りだ。カラーは「メロディオン」が、グリーン、ピンク、ブラック、「アンデス」がグリーン、ブルー、イエローの3色ずつの全6種類をラインナップ。なお、実物の約1/7サイズだ。
日本初の鍵盤式ハーモニカ
鍵盤ハーモニカ「メロディオン」は、1961年に同社が開発した日本初の鍵盤式ハーモニカのこと。当時、小学校では音楽の指導にハーモニカが使用されていたが、音階学習において指導上の限界があった。
またオルガンは音階学習には有効だが、高価で全員が演奏できる数が用意されていなかった。そこで個人持ちできる鍵盤楽器があれば、全員が鍵盤を用いた音階学習ができ、先生の指導もよりし易くなると考え、「メロディオン」が誕生した。
現在は教育現場のみならず、大人の楽器愛好家やプロのミュージシャンにも愛される楽器に進化している。
なお、「メロディオン」ブラックはカプセルトイのみで展開しているカラーで実際の製品にはない。
世界初の吹奏鍵盤笛
鍵盤リコーダー「アンデス」は、1985年発売した世界初の吹奏鍵盤笛。「アンデス」は、一旦姿を消したが再販売のリクエストが増え、2010年に復刻版として「andes25F」が登場。以来、不定期に特別カラーを数量限定発売している。2022年10月にはWoody(木目調)を発売し話題となった。
また、独特の音色がほのぼのとした世界観を生みだすため、大人の楽器愛好家やプロのミュージシャンに愛されている。
なお、カプセルトイでは、「アンデス」は初代モデルを基に制作しており、現行製品「andes 25F」とは仕様が異なる。
鈴木楽器製作所創業70周年を機に発売となった、「鈴木楽器製作所 メロディオン&アンデス コレクション」をチェックしてみては。
鈴木楽器製作所創業70周年特設サイト:https://www.suzuki-music.co.jp/special/70th/
※全国のガチャガチャコーナー以外には鈴木楽器製作所本社、鈴木楽器販売東京支店にガチャマシン設置予定。なお、ガチャマシン設置店舗の案内はできない。いずれも数に限りがある
(角谷良平)