新潟県新潟市にある「おコメの麺専門店 たねや 新潟万代店」は、新潟まぜそばの専門店「新潟まぜそば たねや 新潟万代店」として、4月14日(金)にリニューアルオープンする。
「新潟まぜそば」完成までの経緯
米菓メーカーである阿部幸製菓は、新潟県産米のさらなる可能性を広げるべく、2019年から米粉麺の開発を行ってきた。2022年より米粉のうどんや、米粉のちゃんぽんなどを中心に提供する「おコメの麺専門店 たねや」ブランドを展開し、新潟県下に3店舗を運営している。
この度、米粉麺の魅力訴求の強化をはかり、新潟県を中心に飲食店を運営するダーンディッシュプロジェクトと共同で、米粉麺ならではのオリジナルメニュー開発を行い、「小麦の代替麺」からの脱却をテーマに、米粉麺の特徴を活かした商品「新潟まぜそば」を完成させた。
それに伴い、トータル的なデザインコーディネートに新潟市に本社を置くディモルギアを迎え、「おコメの麺専門店 たねや 新潟万代店」を新潟まぜそばの専門店「新潟まぜそば たねや 新潟万代店」としてリニューアルオープンする。
オリジナルの米粉麺だからこそ実現したツルツル・モチモチの食感を活かし、食料自給率の向上と新潟県産米を原料とした加工品の可能性を広げ、新潟県民が誇れる新しい新潟のソウルフードとなることを目指す。
郷土料理「きりざい丼」をヒントに
阿部幸製の本社所在地である魚沼地域に古くからつたわる郷土料理「きりざい丼」。きりざい丼とは、野菜や漬物を細かく切ったものと卵などをご飯に「のせて」「まぜる」料理で、この地域では給食などにも出るポピュラーなソウルフードだ。そのきりざい丼にヒントを得て、モチモチツルツルのオリジナルの米粉麺に、たくさんの具材を「のせて」「まぜる」料理、新潟まぜそばを開発した。
新潟まぜそばの決め手は「かえし」と「香味油」。県産の醤油を中心にブレンドしたこだわりのかえしと、鶏油やラードに大蒜や生姜をベースとした自家製の香味油、そこに酸味や旨味を加える新潟県産を中心とした具材が加わる。
新潟県産の食材で新潟の食の魅力を発信
レギュラーメニューは、「日本海レモン」「鶏塩まぜそば」「佐渡あごだし醤油」「TSUBAMESANJO」の4種類。あっさりからこってりまで幅広いラインナップとなっている。
今後は季節ごとの限定メニューも提供予定。また、食べている途中で味を変えられるトッピングや調味料も豊富に用意している。
同店では、新潟産食材を採用し、改めて新潟の食の魅力を発信する。麺に使う米粉は新潟県産100%、その他の食材も新潟県産をメインに使用。まぜそばの味の決め手となるかえしには、創業180年以上の老舗醤油メーカーが造る木桶仕込醤油や、佐渡産のあごだし醤油を使っている。トッピング具材の生卵は新潟県産の平飼い卵。チャーシューは、新潟県産和豚もちぶたの腕肉を4時間煮込んで仕込んでいる。
麺・かえし・香味油・具材が四位一体となった新たな新潟の味「新潟まぜそば」を楽しんでみて。
■新潟まぜそば たねや 新潟万代店
住所:新潟県新潟市中央区万代1-3-30 2階 万代フードホール内
HP:https://niigata-taneya.com/01
(さえきそうすけ)