ロボット科学教育が運営する子ども向けロボット製作・プログラミング教室「Crefus(クレファス)」所沢校の代表チーム「RS」は、世界最大級のロボット競技大会「FIRST LEGO League(ファースト・レゴ・リーグ、以下FLL)」の世界大会への出場を決めた。
「RS」は、同大会のイノベーションプロジェクトで「廃食油リサイクル」についての研究とプレゼンテーションが高く評価された。5月にアメリカで開催される世界大会を前に、同チームは、柴山昌彦衆議院議員や藤本正人所沢市長に世界大会進出を報告し、廃食油リサイクルのプレゼンテーションを実演。アースデイ東京に参加の他、4月27日(木)には所沢環境市民の会とコラボした勉強会の主催も予定されている。
廃食油リサイクルについて正しく知ってもらいたい!
「RS」は、埼玉県所沢市にあるCrefus所沢校の小中学生6人で結成されたチーム。2月に東京大学で開催された「FLLChallenge日本大会」で3位の好成績を収め、世界大会への切符を手にした。「FLL」の今シーズンのテーマは「SUPER POWERED」。世界的なエネルギー問題をテーマに、ロボット競技と研究・発表が行われ、その評価にて世界大会出場チームが選出された。
「RS」が選んだテーマは「廃食油リサイクル」。同チームの活動する所沢市でも廃食油リサイクルは行われているが、市民に多く知られているものではない。そこで同チームは、廃食油リサイクルを活性化させるため、回収ボックスのデザインを提案し、今も所沢市役所に試験的に設置されている。大会のためだけのプレゼンテーションに留まらず、廃食油リサイクルを市民に正しく知ってもらうために、様々な場所で発信を行っている。
所沢市長や議員に報告・実演
「RS」は、所沢環境市民の会を応援する柴山議員に、世界大会出場の報告と廃食油リサイクルに関するプレゼンテーションを実演した。
その他「RS」の活動紹介
「RS」のその他の活動として、4月15日(土)・16日(日)に開催された「アースデイ東京2023@代々木公園」にも出演した。
これからの時代を担うユースによるステージに同チームが出演し、街の廃食油リサイクルや自治体の取組みについてプレゼンテーション。
また、4月27日(木)開催のオンライン勉強会「小中学生発!廃食油リサイクルってどうなってるの?」を所沢環境市民の会と共に主催。開催日時は同日19:30~21:00、開催方法はZOOM。吉川油脂より吉川千福さん、「RS」より平川廣那さんが登壇する。
「RS」は現在、廃食油リサイクルの普及活動と共に、5月18日(木)~21日(日)に米アーカンソーで開催される世界大会に向け、ロボット競技の最終調整に取り組んでいる。所沢から世界に向け発信する「RS」の活躍に注目してみては。
「小中学生発!廃食油リサイクルってどうなってるの?」申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfHaXrAO3D1khlWGR8-oYhT4nGP_8IpCd9VRktEkE2Osuv8yA/viewform
(さえきそうすけ)