トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

LOCAL

【熊本県】「カスミソウ酵母」を使った「花純(カスミ)純米吟醸 一合缶」ICHI-GO-CANより発売

このエントリーをはてなブックマークに追加


日本酒ブランド「ICHI-GO-CAN」を展開するAgnaviは、熊本県菊池市に拠点を持つ菊池地域農業協同組合、日本最南端の天然醸造場を有する亀萬酒造と共に、JA菊池のカスミソウを使った日本酒一合缶を商品化。

「花純 純米吟醸 一合缶」を、4月15日(土)より販売開始した。

ゆかりのある関係者が力をあわせて完成した日本酒


Agnaviは、代表の玄氏が東京農業大学在学中に事業を始めたフードテック系のベンチャー企業。“適量・オシャレ・持ち運びベンリ”を実現させた1合180mLの日本酒缶ブランド「ICHI-GO-CAN」と「CANPAI」を展開中で、全国の地酒を取りまとめて販売し、蔵の大小に依存しない地方の酒蔵の魅力を発信することで、日本酒の消費拡大を目指している。

「花純 純米吟醸 一合缶」商品化に際しては、「酵母の分離」については東京農業大学、「日本酒生産」については亀萬酒造、「商品化」にはJA菊池、「ブランディング・加工」にはAgnaviと東京農業大学と、ゆかりのある関係者が協力。熊本県阿蘇山の伏流水である名水と菊池市の特A獲得の米「ヒノヒカリ100%」を使用した日本酒だ。

熊本県の老舗酒蔵・亀萬酒造


「酵母の分離」を行った亀萬酒造の創業は、1916年。酒造のあった熊本県津奈木町は、現在では沖縄、鹿児島にもあるが、創業当時は日本最南端の日本酒の酒蔵だった。気温との戦いのある南国の酒造りであるため、醪の発酵温度管理に多量の氷を使用する南端氷仕込みが行われている。

近年ではタンク本体を直接冷水器で冷やし、軽やかでコクのある酒造りを実施。“日本酒のテロワール”を目指して冬には酒造り、夏には町内でコメ作りを行っている。

菊池オリジナルの「カスミソウ酵母」


また、同酒に使用されている「カスミソウ酵母」の採取は、農畜産物での地域の活性化をテーマに平成30年、東京農大との包括連携協定を結んだJA菊池が、カスミソウから商品化ができないかと相談したのがきっかけだそう。2年半を過ぎた春、様々な試行錯誤の末に採取に成功し、菊池オリジナルの「カスミソウ酵母」となった。

カスミソウの花言葉は「感謝」。香り高く、フルーティーな味わいの日本酒に仕上げられているので、「母の日」のプレゼントとしても喜ばれそうだ。

同商品は4本セットで数量限定での販売となる。熊本県菊池郡菊陽町にあるまんまキッチンでの店頭販売のほか、AgnaviのECサイトでも購入可能。

この機会に「花純 純米吟醸 一合缶」をチェックしてみては。

■花純 純米吟醸 一合缶
商品詳細:酒質 純米吟醸、アルコール度数16度、精米歩合55%
店舗販売:熊本県菊池郡菊陽町大字曲手688−1 まんまキッチン

販売先:https://ichi-go-can.jp/

(fukumoto)

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事