山手調理製菓専門学校が、2023年度も毎日つくる実習をスタートした。
「毎日実習」が特徴
山手調理製菓専門学校には、“食とトレンドのスクランブル”というキャッチコピーがある。食を渋谷の街から学び、それを自分たちで発信していく。そんな学校だ。
毎日実習という特徴があり、実習時間が多く、毎日食材に触れることができる。また、ただ作るだけでなく、新しいものを自分たちで作りだす、商品開発の実習からそれを世に発信していく力まで身につけることができる。
基本を着実に身につける
そして、基礎はもちろんのこと、形や材料の配合を変えて基本を着実に身につけていくカリキュラムとなっている。
製菓1年目の学生は、生菓子の基本ジェノワーズを一番最初に行う。初めは手立てで生地を作り、ミキサーで立てる生地との違いを学ぶそう。そこから、丸型が変形して、長方形の型に流し込みロールケーキを作っていく。
その後は、ショコラや抹茶といったさまざまな種類の生地を作り、形や材料を変えて実習をおこない、最後には全員がしっかり作れるようになっているかの確認するためのチェックテストも実施。
1種類を何度も作り続けるだけでなく、形を変えて基礎を積み重ね、発展したお菓子や料理の技術と知識を身につけていく。
調理師科はバンケット実習がスタート
さらに調理師科の学生は、バンケット実習がスタート。20名弱の人数で、100名以上のランチを作るこの実習では、各班が日替わりで実習を行うので、調理師科の全員が大量に調理する技術を身につけていく。
バンケット実習は大量に作るということだけでなく、一緒に作る仲間たちとの連携がとても重要。毎日食材に触れ、一流のシェフ・パティシエになれるように日々の実習を行っている。
山手調理製菓専門学校と東京山手調理師専門学校では毎週末オープンキャンパスを実施中だ。社会人の人も大歓迎のため、興味のある人は参加してみては。
■山手調理製菓専門学校
住所:東京都渋谷区円山町28−5
山手調理製菓専門学校:https://yamanote.ac.jp/shibuya/
(江崎貴子)