札幌市のほぼ中心に位置する「藻岩山」。ロープウェイ・ミニケーブルカーを乗り継いでたどり着く、標高531メートルの山頂からは、雄大な石狩平野を一望する景色が広がる。
現在も山頂の展望台から、高層ビルが建ち並ぶ都市部と緑豊かな自然が織りなす絶景を360度、余すことなく見渡すことができ、また札幌市の夜景は「日本新三大夜景」に選出されるほどの美しさを誇る。その美しさを一層に引き立てるために、新たな撮影スポットが設置された。
夜と昼で全く違う顔を見せる「藻岩山」の新名所
異なる高さや方位を持ったフレームが設置されることで、撮影者の立ち位置の違いでフレームと風景を重層的に撮影したり、フレーム間で風景を切り取って撮影したりと多様なアレンジ撮影が可能となった。
日中は基壇上にフレームの影が幾何学的に重なり、夜とはまた一味違う風景を演出。
夜間は、異なるアーティスティックな夜景を写すことができる。
建築家の赤坂真一郎氏と彫刻家の藤沢レオ氏が設計
設計アーティストは、アートディレクターで建築家の赤坂真一郎氏と、
彫刻家の藤沢レオ氏。
「藻岩山」は、地下鉄「大通駅」より市電「西4丁目」内回り線で約20分。
「ロープウェイ入り口」電停下車後、徒歩約10分。無料シャトルバス乗り場から「ロープウェイ山麓駅」まで無料シャトルバスを15分間隔で運行している。
平日は17時15分~、土日祝は10時15分~(冬期は10時45分~)。ただし、GW期間の4月29日(土)~5月7日(日)は土日祝同様扱いの10時15分からの運行となる。夏期営業開始は4月27日(木)から。
日本新三大夜景にも選ばれた札幌を一望できる「藻岩山」で絶景を楽しもう。
■藻岩山
住所:北海道札幌市中央区伏見5丁目3番7号
札幌もいわ山ロープウェイ公式サイト:https://mt-moiwa.jp/
(佐藤 ひより)