東京都町田市では、防衛・防災・防犯に関する活動を周知するための「防衛・防災・防犯活動展」が実施される。また、フレイルを予防し健康寿命をのばすための「Eトレ~食べて元気になるトレーニング~」を開始した。それぞれの情報を紹介しよう。
「防衛・防災・防犯活動展」を開催!
町田市は、防衛省自衛隊東京地方協力本部町田募集案内所、警視庁町田警察署、東京消防庁町田消防署、法務省府中刑務所と共催で、市民に防衛・防災・防犯に関する活動を周知するため、4月30日(日)の10:00~16:00に、町田ターミナルプラザ市民広場にて、「防衛・防災・防犯活動展」を実施する。
このイベントでは、自衛隊・消防署等の制服試着体験、自衛隊VRゴーグル体験、反射神経テスト、子どもが自分の身を守る合言葉「いかのおすし」カード作り、特殊詐欺被害電話の聴取体験などの体験コーナーや、自衛隊・刑務所・警察署・消防署の活動紹介、防犯に関するパネル・白バイ・偵察バイクの展示などが行われる。
防衛・防災・防犯に関する知識を深めるために、「防衛・防災・防犯活動展」に参加してみては。
■町田ターミナルプラザ市民広場
住所:東京都町田市原町田3-1-4
フレイル予防のための取組を実施
また、町田市は、フレイル予防に重要な「栄養」についての取組として「Eトレ~食べて元気になるトレーニング~」を開始した。
フレイルとは、年齢とともにからだやこころの機能が低下し、要介護におちいる危険性が高まっている状態のこと。しかし、フレイルには「可逆性」という特性があり、フレイルの状態になったとしても、適切な取組を行うことで健康な状態に戻ることが可能だ。フレイル予防には、「運動」「栄養」「社会参加」の3つの要素プラス「口腔ケア」が重要と言われている。
町田市では、これまで町田市オリジナルの筋力トレーニングである「町トレ(町田を元気にするトレーニング)」や、保健所による「口(くち)トレ(お口を元気にするトレーニング)」を推進してきた。
これらの取組は、グループで継続的に行うことにより、高齢者の「社会参加」にもつながっており、「町トレ」「口トレ」とともに、地域の仲間と一緒に取り組むことで、高齢者にとって“からだもこころも地域も”更に元気になることを目指している。
「Eトレ」とは、「毎日(Everyday)、楽しく(Enjoy)、食べる(Eat)」のそれぞれの頭文字“E”を取り、「食べる」の英語「Eat」の音の響きとも掛け合わせたもので、
東京都健康長寿医療センターの研究により明らかとなった、健康長寿のために高齢者に毎日食べてほしい「10の食品群」のうち、7個以上の食品群を食べられるようになることを目指す、フレイル予防への取り組みのこと。
「Eトレ~食べて元気になるトレーニング~」では、動画でこの「Eトレ」を紹介しており、「10の食品群」を「さあにぎやかにいただく」(さ=魚、あ=油、…)という合言葉にして、食事内容のチェックや、献立メニューの紹介などをしている。
町田市では、この動画のDVDを、「町トレ」や趣味活動を行う介護予防自主グループに無償配布している。また、YouTube『町田市公式動画チャンネル』でも公開中だ。
詳細は、町田市ホームページにて確認を。
詳細ページ:https://www.city.machida.tokyo.jp/iryo/old/shiminnokatae/kenkodukuri/etore.html
町田市公式サイト:https://www.city.machida.tokyo.jp/index.html
町田市の「防衛・防災・防犯活動展」や、フレイル予防に関する取組みに注目してみよう!
(yukari)