東京都台東区の台東モノづくりのマチづくり協会は、「モノマチ2023(第14回モノマチ)」を5月26日(金)〜28日(日)に開催する。舞台となるのは、毎回恒例の台東区南部エリア。10の新規店舗を含む約110の店舗が参加する。
ものづくりの楽しさや奥深さ、多様性を発信
「モノマチ2023」は、地域ならではのものづくりの楽しさ、奥深さ、多様性を発信するイベント。実行委員長は、台東デザイナーズビレッジ出身のイラストレーター進士遥さんが務める。同氏と運営チームや参加店舗が一丸となって、このエリアならではのものづくり力を発揮できるよう取り組んでいる。
多種多様なモノづくりパワーがあふれるこのエリアで開催される「モノマチ2023」を通して、モノづくりの楽しさ・深さ・幅広さを伝えていく。
コンセプトは“ヒキダシの多いモノマチ”
同イベントのコンセプトは“ヒキダシの多いモノマチ”。
モノマチエリアには、革製品、ジュエリー・アクセサリー、帽子、ベルト、ノートブック、ボタン、ガラス細工、化粧品、器、雑貨、手芸用品など、驚くほど多彩な業種・業態が根付いている。
そして、多彩なモノづくりを、職人、問屋、メーカー、小売店といった多様な人・店・企業が支えている。ひとくくりにはできない“ヒキダシの多さ”こそ、このエリアの最大の魅力といっても過言ではない。
そこで今回のモノマチでは、この“ヒキダシの多さ”にフォーカスし、その魅力・持ち味・個性を強力に発信。「モノづくりっていいなあ」「この街ではいろいろなモノが作られているんだ」「いろいろな人や店、会社が多彩なモノづくりを支えているんだ」と実感してもらえるイベントになることを目指している。
バラエティに富んだ実力派110店超が参加予定
舞台となるのは、御徒町〜蔵前〜浅草橋にかけての2km四方の台東区南部エリア。
参加店はおおよそ110店超になる予定。デザイナー創業支援施設の台東デザイナーズビレッジを始め、このエリアで活動しているメーカー、問屋、工場、小売店、アトリエ、クリエイター、デザイナーなど、モノづくりに携わるバラエティに富んだ実力派が参加する。新規出店も約10店。おなじみの顔、フレッシュな顔が出揃った。出店者情報は専用サイトをチェックしてみて。
ZINEをガイドブックとして配布
また、「モノマチ2023」では、ZINEをガイドブックとして配布。昨年、ZINE(ジン=個人が制作する冊子)が大好評だったことを受けて、今回は全参加店にそれぞれの特徴、持ち前の技術・強みをA5サイズのフォーマットに記載してもらい、それを束ねてA5サイズのガイドブックとして作成する。ZINEを見れば“ヒキダシの多いモノマチ”を実感できること間違いなし。インフォメーションセンターで配布するので、モノマチめぐりのパートナーとして活用しよう。
また、実行委員長の進士さんが手がけた「モノマチ2023」のロゴも誕生。ヒキダシから多彩な「ワクワク」が飛び出してくるような楽しいイメージを形にしているので、当日にそのワクワクを体験してみよう!
モノマチ2023専用サイト:https://2023.monomachi.com
(山本えり)