滋賀県の琵琶湖をバイクで1周しながらデジタルスタンプを集めるバイクツーリングラリー、CBTR(Central Biwako Touring Rally)を主催するご当地ツーリング。
同社は、昨年開催したCBTR2022のグッズ売上の一部を琵琶湖の水質改善のために滋賀県へ寄付するため、4月28日(金)に滋賀県庁で寄付金贈呈式を実施した。
CBTRについて
CBTRは、新型コロナウィルスにより観光客が減少した滋賀県彦根市の観光活性化を目的に昨年初めて開催されたイベント。
彦根市をスタート・ゴール地点とし、デジタルスタンプを集めながら琵琶湖を1周、規定のスタンプを獲得した人には琵琶湖1周踏破証明書が発行された。
昨年は、イベント全体では1201名のライダーが参加。
コロナ禍でも一人で観光を楽しめるバイクツーリングは、参加者に好評だっただけではなく、観光誘致に苦戦する自治体や地元飲食店の活性化にも貢献できたそうだ。
売上の一部50,000円を滋賀県へ寄付
CBTR2022のグッズは、イベント会場のほかオンラインストアでも販売。今回はその売上の一部の50,000円を琵琶湖の水質改善に活かしてもらうべく、滋賀県へ寄付された。
寄贈式では、ご当地ツーリングの荒貴氏が寄付金目録を贈呈し、「バイカーにとって魅力的な場所であり、貴重な資源を持つ琵琶湖の保全に、昨年の売上の一部を役立てていただきたい。」と挨拶した。
また、滋賀県総務部長東氏は「昨年、バイクを一周するイベントCBTRでは多くの参加者に滋賀に来ていただくことができた。バイカーが走る琵琶湖の環境をこれからも保全していくために、いただいた寄附金を使用する。」と御礼の言葉を述べた。
CBTR2023が今秋開催決定
今秋、CBTR2023の開催が決定し、5月12日(金)よりエントリー受付開始予定だ。CBTR2023は、バイクで琵琶湖周辺の各スポットをめぐり、GPSと連動したデジタルスタンプを集めるバイクツーリング。
目安所要時間は、休憩なしで4時間30分だ。また、規程のスタンプを集めたライダーには、琵琶湖1周踏破証明書が贈呈される。
琵琶湖は1周約200キロで、他のバイクツーリングに比べて走破のハードルが低く、バイクに乗り直した40~50代のリターンライダーや、歴の浅いライダーにもぴったりのコースだ。
滋賀県へ寄付を行った、ご当地ツーリングが主催するCBTR2023に参加してみては。
■寄付金贈呈式
日時:4月28日(金)10:00~
場所:滋賀県庁本館3階 総務部庁室
■CBTR2023
エントリー受付開始予定:5月12日(金)~
CBTR2023公式サイト:https://cbtr.jp/
(角谷良平)