ソフトウェア開発会社のLANDMARKは、事業拠点の静岡県三島市でビジネスマッチングアプリ「FLAG」を使用し、人材交流を目的とした実証実験を、5月1日(月)から三島駅南口1キロ圏内の5つのコミュニティで開催している。
静岡・三島市内の人材交流を目的とした実証実験を開始
地方は人口減少や高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面している。
しかし、移住希望地ランキングで2年連続日本一の静岡県には、首都圏からの移住者など変化を生み出す人材が入り始めている。
アプリで街中のコミュニティと人の情報を可視化
人材交流を目的とした実証実験では、アプリを活用し、コワーキングスペースやゲストハウス、コミュニティスペースといった三島に点在している拠点と、そこに滞在している人の情報をリアルタイムで可視化。
三島の地理に明るくないビジネス客などの市外来訪者と地元人材が興味や目的をきっかけに繋がり、交流を活性化させることで街の賑わい創出を目指しているという。
実証実験期間中は、ビジネスパートナーを探している起業家やフリーランス、キャリアチェンジを考えている人などが参加予定で、コラボイベントや事業の創出などが見込まれている。
焼津市でも行った「FLAG」を活用した人材交流の検証
1月、焼津市の協力のもと駅南口3キロ圏内にある複数のコミュニティで、「FLAG」を活用した人材交流の検証が行われた。
結果は全31日間で、市外からの133人が訪問、うち10%が再度訪問し、新たな事業を創出するなどの効果があった。
「FLAG」開発者のコメント
「FLAG」開発者の讃井氏は、『私たちが手掛けるサービス「FLAG」は、効率的に街中の人やコミュニティとの出会えるサービスです。オンラインツールが普及し、気軽に人と繋がれるようになったが、なかなか深い関係にまでは至れない。一方で、リモートワークの増加や働き方の多様化により、新たな繋がりを構築できる機会が限られており、自らチャンスを作り出すしかない。FLAGはそんな時代に、リアルにもデジタルにも縛られない方法で、より簡単に、より効率的に、「はじめまして」の人と深い関係性になれる機会を提供していきます。新幹線の停車駅で、都心からも地方からもアクセスがいい三島だからこそ、素晴らしい出会いが生まれることを期待しております。』とコメントしている。
新たなカタチでの地域活性化が期待できる「FLAG」による実証実験に注目してみては。
「FLAG」公式サイト:https://service.flagup.me/
(良平角谷)