雪国南魚沼では、昨年度から実施している「夏季合宿誘致支援補助金」を今年度も引き続き実施する。これは、市内の宿泊施設を利用する人なら誰でも活用することのできる補助制度。合宿活動で使用する市有施設の使用料は全額補助となり、さらに対象期間内であれば回数の使用制限もない。
対象期間は、7月1日(土)~9月30日(土)。支援対象者は、市内の宿泊事業者と合宿実施団体。
合宿をするのに適した条件がそろった地域
豪雪地帯として知られる南魚沼市は、冬にスポットがあてられることが多いが、一方で夏は合宿天国といえるほど合宿をするのに適した条件がそろった地域であり、オールシーズンの観光が充実している場所。
人口5万人ほどの地域である南魚沼市は塩沢地域・六日町地域・大和地域の3つの地域からなり、東京に最も近い塩沢地域を中心に190を超える宿泊施設が存在している。ラグジュアリーな高級旅館からリーズナブルな民宿施設など、利用者の旅行・合宿スタイルに応じて施設を選べることも南魚沼で合宿をする醍醐味のひとつ。
また、グラウンドや屋内体育施設など市内37か所の体育施設に加え、36か所の小中学校体育施設の合計73もの充実した施設がある。また、プロ野球の2軍戦でも使用される野球場や軟式・硬式で利用できるテニスコート、バレーボールやバスケットボールで利用できる体育施設など、そのほかにも合宿をするに充実した様々な施設がある。
これらすべての施設において合宿支援制度が活用できる。施設を利用の際は予約が必須。
米どころならではのおもてなし
そして、合宿といえば食事。せっかくならその地域のものを堪能したいと思うもの。米どころ新潟の中でも南魚沼といえば、日本一のコシヒカリ「南魚沼産コシヒカリ」の生産地。米どころならではのおもてなしをしてくれる。
民宿の中には農家を兼業している人も多く、宿主自ら育て上げたコシヒカリや野菜を使用して食事を提供する場所もある。生産者の顔が見えることで安心・安全で高品質な食事を堪能することができ、食材を知り尽くした人が腕を振るっていることも南魚沼で合宿をする大きな魅力の一つだ。
公共交通機関や車での移動も南魚沼なら容易にアクセス可能。上越新幹線では東京駅から最寄の越後湯沢駅まで約70分、自動車では関越自動車道をご利用で練馬ICから約2時間という遠すぎず、近すぎないアクセスの快適さがあり、旅行・合宿をするにはちょうど良い距離感と言える。宿によっては最寄駅や練習場までの送迎バスの用意もある。
新潟県南魚沼市の「夏季合宿誘致支援補助金」に注目だ。
南魚沼市観光サイト:https://www.city.minamiuonuma.niigata.jp/kanko/docs/43834.html
(suzuki)