仏壇・仏具・位牌の製造販売を手掛けるアルテマイスター(保志)は、これからの祈りのかたちを提唱する「厨子屋」のウェブサイトを全面リニューアルした。
生活環境の変化により、祈りのかたちも様変わり
1900年(明治33年)創業のアルテマイスターは、“豊かな心を創る”という理念を掲げ、供養や暮らし、祈りという人の「心」の領域に関わる製品・サービスを提供している。
近年、住環境や核家族化といった生活環境の変化により、自宅での祈りの場がかつての日本と大きく様変わりしている状況を鑑み、2002年には東京都の銀座に「ギャラリー厨子屋」を開廊。一人ひとりの心に寄り添う、大切なものを納める現代の祈り箱「厨子」を提案している。
厨子を見た人からは、「こういうものを待っていた」「これでいいのよね」といった声も。これまでの様式とは異なる“自身が望む祈りのかたち”を求める人々が増え、少しずつ広がりをみせている。
時代に合った供養・祈りの場を提案するサイトへ
そういったことから、様々な人々に厨子や仏様、祈りの調度品を見てもらい、時代に合った供養・祈りの場を提案するサイトとしてリニューアルを実施。“祈りを自分らしく”というコンセプトのもと、デザイナーや工芸家と共に創り上げる厨子を中心に紹介している。
同サイトには、普段の暮らしの中に、厨子を置いたイメージを持ってもらえるよう、様々な使用シーン画像を掲載している。
また、会津の工房・職人紹介ページを新設。厨子を製作している会津の風景や工房、職人インタビュー記事を公開しており、仏壇を作る技術から生まれる厨子、ものづくりの様子と職人の想いに触れることができる。
さらに、オンラインショップと連動し、一部の製品をオンラインでも購入できるようになった。
「厨子屋」で、ライフスタイルに合った祈りのかたちを見つけてみては。
■厨子屋
ウェブサイト:https://www.zushiya.com/
オンラインショップ:https://shop.zushiya.com/
Instagram:https://www.instagram.com/gallery_zushiya/
(Higuchi)