吉本興業は東京都と連携し、5月23日(火)より「みんなでつくる!こども基本条例プロジェクト」を発足。「東京都こども基本条例」について学ぶプログラムを実施する。現在、参加者を募集中だ。
「東京都こども基本条例」とは
「チルドレンファースト」の社会の実現を目指す東京都は、都政の政策全般をこども目線で捉え直し、こども政策を総合的に推進している。「東京都こども基本条例」では、全てのこどもが今と将来への希望を持って伸び伸びと健やかに育っていけるよう、社会全体でこどもを育む環境を整備していくことになっているが、それについては、こどもをはじめとした都民が、この理念を共有していくことが重要だ。
そんな中今年度は、年齢や発達段階に応じて、「東京都こども基本条例」の内容をわかりやすく伝えるための動画制作と、「東京都こども基本条例」のことを知ってもらい、こども達自身の発信により、その認知を広げてもらうことを目的としたワークショップを実施する。
吉本興業のタレントも参加する2つのプログラム
「こどもクリエイターになって動画をつくろう!」では、こどもたちが「こども制作会議」に参加。クリエイターとしてタレントと一緒に同条例をわかりやすく伝えるストーリーやイラストを考え、動画を制作する。
こどもたちは、東京都こども基本条例の内容理解のためのディスカッション、クリエイターとの動画内容の検討、動画に関するプレゼンテーション等への参加などを行う。
活動日は、第1回が7月9日(日)、第2回が8月20日(日)、第3回が9月24日(日)だ。会場は国立オリンピック記念青少年総合センター。現地での参加が難しい人は、オンラインでの参加が可能だ。
出演者は矢部太郎さん、鉄拳さん、本多修さんだ。
「ワークショップで学ぼう!」では、こどもたちが同条例の内容理解のためのワークショップに参加し、タレントとグループワークで同条例を楽しく学ぶ。8月6日(日)に国立オリンピック記念青少年総合センターで行われる。
出演者はNON STYLE石田明さん、ランパンプスさんだ。なお、両プログラムともに出演者は変更になる場合がある。
募集対象や応募期間をチェック
募集対象は、応募時に都内在住、または在学の小学生、中学生、高校生もしくは15~18歳の人。応募期間は6月18日(日)までだ。募集人数は動画制作(こどもクリエイター)が20名程度、ワークショップが30名程度だ。
特設サイトの応募フォームに必要事項を入力の上、応募する。応募者多数の場合には、自己PR等による選考を実施。6月下旬を目途に参加決定者の保護者宛てに参加同意書が送られる。連絡がくるのは参加決定者のみだ。
「こどもクリエイター」、「ワークショップ」ともに参加費は無料。活動に伴う交通費・通信費等は自己負担になる。また小学生に関しては保護者の同行が必要となる。
プログラムを通して、「東京都こども基本条例」について楽しく理解を深められそうだ。
「みんなでつくる!こども基本条例プロジェクト」特設サイト:https://www.kodomo-kihon-jourei.com/
(ソルトピーチ)