千葉県浦安市で福祉サービスを展開する千楽と、東京大学先端科学技術研究センターで高齢期の福祉を拡張するXRの研究を行っている登嶋健太氏による共同企画として、障がい者が作るVRアート展覧会「VRアート個展 バーチャルリアリティーの世界」が、6月24日(土)11:00〜16:00に浦安市の「居場所カフェ リープ」にて開催される。
「福祉×VR」の障がい者支援事業
「障がい者が作るVRアート展覧会(個展)」は、福祉現場におけるXR活用の第一人者・登嶋健太氏監修のもと、2021年より千楽が進める「福祉×VR」の障がい者支援事業の一環として取り組んでいるもの。
2022年度には、“障がい者がつくるVRアートを楽しく体験できるイベントを開催したい!”をテーマに、VRアーティストのせきぐちあいみさんにスペシャルアドバイザーとして参加してもらい、福祉事業所の利用者が制作したVRアートを披露するためにクラウドファンディングを実施し、「READYFOR」にて31日間で173万円の支援額を集める。2022年11月に東京都目黒区、12月には広島県広島市でVRアート展覧会を開催し、多くの人に利用者の作品を体感してもらい好評を博した。
千楽の地元でY・T氏のVRアート個展を開催
今回は、昨年の展覧会に出展した福祉事業所利用者のY・T氏が、その後新たに制作した作品の個展となる。Y・T氏は、昨年11月のVRアート活動の参加から始まり、今ではアートプログラム、表現プログラム、集団プログラムなど様々な場面での自己表現を実現している。
今回は千楽の拠点である浦安市内で開催することで、いつも身近にいる市民の人にY・T氏の作品に触れてもらいたいと企画した。VRアートに取り組み始めてまだ1年しか経っていない同氏が描く世界観を、一人でも多くの人に届けたいという想いが込められている。
障がい者がつくるVRアートを楽しく体験できる「VRアート個展 バーチャルリアリティーの世界」をチェックしてみては。
VRアート個展予約:URL:https://docs.google.com/forms/d/1q1lWKyOkFCqhx8ki0y58zqvtYInoR8RewMYopOvtvkw/edit
千楽公式サイト:https://www.chiraku.com/
■居場所カフェ リープ
住所:千葉県浦安市海楽1-29-14 やなぎハイツ1階
(山本えり)