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サステナビリティ素材と西陣織の技術が融合した、RODEM専用レインウェアが登場

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テムザックとフクオカ機業は、雨の日も次世代スマートモビリティ・RODEM(ロデム)で楽しく移動できるよう、RODEM用オリジナルレインウェアを製作した。

真のバリアフリーを実現するRODEM


RODEMはどんな⼈も境界なく移動を楽しめる、真のバリアフリーを実現するユニバーサルデザインの次世代スマートモビリティ。後ろから乗り込む形と、座面の上下機構により、ベッドや椅子からの移乗が簡単にできる。また、⾛⾏時の⽬線が高く、歩⾏者と同じ⽬線で会話をすることが可能なのでRODEMに乗ったまま観光、カウンターでのやり取りなどを行うことも可能だ。量産モデル(M651-R)は、生活防水(IPX4)で小雨時も利用できる。

西陣織の技術を用いたレインウェアを製作

人とロボットの共存社会を目指す、サービスロボットメーカーのテムザックは2017年に、先端研究を行う研究所を京都・西陣に開所したことをきっかけに、2021年に本店を京都に移転。西陣に研究所を構える中で、京都の伝統工芸技術を身近に触れ、ロボットとのコラボレーションができないかと考え、西陣織の織元・フクオカ機業と協業し、西陣織の技術を用いたレインウェアの製作に至ったという。

フクオカ機業は、公家の装束や繊細で優美な帯などの西陣織の織元。西陣織の代表的なシャットル織機を改良し、炭素繊維のような高機能繊維にて、繊細な織文様を表現できる日本で唯一の企業で、近年は自動車の内装やスポーツ業界で採用されている。新しい技法も取り入れ、若い職人を育てて伝統を受け継いでいるほか、時代や環境に配慮したサスティナビリティ素材を活用し、西陣織で培われた織の文化を再構築することで、西陣に根付くものづくりの再興を目指している。

再生ペットボトル繊維素材と西陣織の技術で製作


RODEM用オリジナルレインウェアは、フクオカ機業が再生ペットボトル繊維素材を使用し丁寧に織り上げた生地で、RODEMにぴったり合うよう仕立てられている。

生地は再生ペットボトル繊維素材を使い、西陣織の職人技で織りあげた西陣再生ペットボトル繊維織物 「Reperic(リペリック)」を使用。京都西陣で有職文様の西陣織だけではなく「西陣カーボン」等の最先端繊維を使用した西陣織を製作するフクオカ機業が、西陣で培われてきた伝統を社会・環境の双方の観点から持続可能な形で次世代に残す取り組みとして開発したものだ。


デザインは葉をモチーフとしたもので、生地にはテムザックのロゴマークが丁寧に織り込まれている。2重構造で、内側はフルジップ、外側の裾はRODEMに固定することで、雨の吹込みをしっかりガードできる。

サステナビリティ素材と西陣織の技術によって製作された、RODEM用オリジナルレインウェアに注目してみて!

RODEM詳細ページ:https://www.tmsuk.co.jp/rodem/
「フクオカ機業」公式サイト:https://fukuoka-k.co.jp/

(min)

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