広島県立図書館では、半導体のわかりやすい解説書や、最新の技術、業界の動向等に関する本を集めた企画展示「そうだったのか!半導体」を5月30日(火)~6月25日(日)の期間、実施している。
世界最先端の半導体製造装置が日本国内で初めて導入
5月18日(木)にマイクロンテクノロジー社から、広島工場への最大5,000億円の次世代DRAM開発・製造に向けた投資計画が発表された。
5月22日(月)には、マイクロンテクノロジー社、マイクロンメモリジャパン、広島県、東広島市による共同会見も実施され、世界最先端の半導体製造装置(EUV)が日本国内で初めて導入されることも発表された。
半導体について知りたい!を応援する企画
同館では、この機会に「半導体について知りたい!」を応援する企画として、資料の展示・貸出しを行っている。
また、広島県商工労働局から借りたというシリコンウエハーのサンプルも展示されている。
展示資料例
「そうだったのか!半導体」では、半導体に関する図書30冊を展示。
展示資料例として、原始から最新技術まで半導体の全体像が見える「超」入門書であり、井上伸雄氏と蔵本貴文氏著の『「半導体」のことが一冊でまるごとわかる』、
長年にわたり半導体を追いかけてきた著者の太田泰彦氏が、半導体をめぐる国際政治と産業の変容を地政学の視点で読み解く『2030 半導体の地政学』、
日本及び世界の半導体各社の最新動向等について、多数のグラフや図表を用いて記載された産業タイムズ社の『半導体産業計画総覧 2022-2023 年度版』が展示されている。なお、『半導体産業計画総覧 2022-2023 年度版』は、館内利用のみだ。
半導体について知りたいと思う人は、企画展示を開催中の広島県立図書館へ訪れてみては。
■そうだったのか!半導体
開催日時:5月30日(火)~6月25日(日)
会場:広島県立図書館
住所:広島県広島市中区千田町三丁目7番47号(広島県情報プラザ内)
(角谷良平)