1938年の創業から利用客と地域の人々に支えられ今年85周年を迎える登別グランドホテルは、北海道夕張郡長沼町に本社をおくワインメーカー「馬追蒸留所」の協力の下、「開業85周年記念オリジナルワイン」を制作。
館内のレストラン・バー、売店にて、6月10日(土)より数量限定で販売している。
志を同じくする馬追蒸留所との出会い
登別グランドホテルは鬼サウナ新設を目的とし、総額7,500万円インパクト投資ファンド(ミュージックセキュリティーズ社)を設立。馬追蒸留所も同ファンドを利用したことが縁で、馬追蒸留所がオリジナルワインの販売を協力することになった。
同じ北海道で地方創生を目的とし、社会的インパクトの設定を条件とするファンドスキームを利用する両社は意気投合。北海道の地方産業を盛り上げるべくタッグを組んだ。
そんな馬追蒸留所は、長沼町の馬追(マオイ)丘陵で2006年に創業したマオイワイナリーを前身とする、ウイスキー・ブランデーの蒸溜所とワイナリーを兼ねた世界でも珍しい施設。
創業当時の日本で一番ちいさなワイナリーとも言われる規模から、2017年の経営交代を経て東京ドーム3個分の牧草地を開拓、2022年春には新施設としてこの馬追蒸留所がグランドオープンし、北海道のお酒を世界へ向けて発信するようになった。
「開業85周年記念オリジナルワイン」詳細
「開業85周年記念オリジナルワイン」として登場するのは2種。
赤(メルロー種)は、北海道余市町産のメルローを100%使用したミディアムボディ。甘やかなカシスベリーの香りが上品に揺蕩うロマンチックな1本だ。口当たりがスムーズで密やかに流れる音楽のように自然に馴染む。
白(シャルドネ種)は、北海道余市町産のシャルドネを100%使用。フレッシュながらも奥深さのある芳醇な味わいが楽しめる。また、もぎたての檸檬を感じさせる爽やかな酸味がアクセントになっている。
ともに容量は750ml。価格は1階売店で購入すると、ボトル/赤&白・各8,500円(税込・箱代別)。館内のレストラン・バーであるグランドホール(3階)、松前(2階)、バー ケイセブン(2階)で楽しむ場合も、ボトル/赤&白・各8,500円(税・サ込)だ。
ワインに合う食事を紹介
それぞれのワインに合う食事もみていこう。
創業当時の味を守る登別グランドホテルのビーフシチューには濃厚な味わいの、赤ワインがおすすめ。特にメルローなどタンニンが強めのワインに相性が良く、ビーフシチューの味わいを引き立てる。また登別グランドホテルのビーフシチューは、赤ワインとブイヨンで煮込む事で肉が柔らかく仕上がっており、赤ワインとの相性が上がる。
白ワインには数種類のスパイスをまぶしカリッと焼き上げた鯖のサンドイッチがおすすめ。白ワインの爽やかな酸味が絶妙にマッチした鯖サンドを試してみては。
北海道を拠点にする馬追蒸留所と登別グランドホテルの力が合わさって完成した「開業85周年記念オリジナルワイン」は数量限定で販売。早めにチェックしよう。
■登別グランドホテル
住所:北海道登別市登別温泉町154番地
公式HP:https://www.nobogura.co.jp/
「馬追蒸留所」詳細:https://maoidistillery.com/
(ソルトピーチ)