無印良品を展開する良品計画は、6月9日(金)、和歌山県新宮市に県内最大売場面積の店舗「無印良品 スーパーセンターオークワ南紀」をオープンした。

地域に密着した店舗を目指す

無印良品は、「全国津々浦々で、生活の基本を支える」ことを目指して、現在、地域の食品スーパー横など生活圏に出店し、日常の基本を支える商品、サービスを手に取りやすい適正な価格で提供することを進めている。

和歌山県内で5店舗目となる同店は、南紀エリア初の店舗。無印良品の店舗がなかった新宮市、東牟婁郡、串本町など南紀エリアに住む人の生活圏に出店し、買い物の利便性を高めることを目指す。さらに近隣エリアの人がより身近に利用できるよう、日用品・収納用品や衣料品など、日常生活の基本を支える商品を取り揃えるとともに、地域に密着した店舗を目指していく。

衣服雑貨・生活雑貨・食品が揃う店

和歌山県内で最大面積となる同店は、売れ筋商品の売場を広く取り、カートを利用しながらでも買い回りしやすいよう導線を広くすることで買い物をしやすくしている。掃除用品やキッチン用品、文房具、タオル、季節に合わせた日常着など、毎日の生活に必要な日用品を中心とした商品が充実している。

冷凍食品も販売

また、利用者から要望の多い冷凍食品も販売。冷凍食品の取り扱いは、県内では3店舗目になる。できたての美味しさをそのまま冷凍し、「キンパ」をはじめ、「もち麦ごはんの枝豆塩昆布おにぎり」、「塩こうじからあげ」、「国産黒豚肉入り餃子」など、毎日の食事の準備が手軽になるようなラインアップを揃えている。

地元の生産者、加工会社と共同開発した地域限定商品

さらに、和歌山県のブランド桃である「あら川の桃」の種や皮から抽出したエキスを利用して開発したシロップや、大阪や京都など関西地域の生産者と共同開発した地域限定商品も販売。これらは、地産地消を促進し、地域産業の活性化に貢献するべく、地域の生産者や加工会社と協力して独自に開発した商品だ。

そのほかにも、和歌山県産の木材を使用したテーブルやベンチを設置し、休憩できるスペースを設けている。コーヒースタンドも設置しており、休憩スペースで100円のコーヒーを楽しみながら店内でゆっくり時間を過ごすことができる。また、店舗直結の商品受け渡し口があるので、雨の日でも濡れることなく大型家具を持ち帰ることが可能。新宮市周辺は、配送の指定日が限定されている、時間指定ができない地域のため、利便性を高める狙いだ。

出店者と生活者の交流の場「つながる市」を開催

加えて、地域の生産者や事業者などと連携し、出店者や生活者同士の交流の場となることを目指した、マルシェ販売やワークショップのイベントなどを行う「つながる市」も開催。全国の無印良品で不定期に開催している「つながる市」は、「ヒトとつながる、マチをつなげる」をコンセプトに、地域の人たちと一緒につくり、運営している期間限定のマーケットだ。

オープンから3日間は、地域食材を使ったお菓子を販売するお店や地元木材を使った雑貨、台所用品を扱うお店など、新宮市や、新宮市に隣接する田辺市、那智勝浦町のお店が出店した。

地域に密着した店舗を目指して取り組む「無印良品 スーパーセンターオークワ南紀」。近くに住んでいる人は立ち寄ってみて。

■無印良品 スーパーセンターオークワ南紀
住所：和歌山県新宮市佐野3-11-19
営業時間：10:00～20:00
店舗ページ：https://www.muji.com/jp/ja/shop/046762/articles

(ソルトピーチ)