佐賀県の嬉野温泉で、2万坪の広大な敷地を擁する旅館「和多屋別荘」の新プロジェクトとして、カフェ「Made in ピエール・エルメ 和多屋別荘」が、7月1日(土)にオープンする。
旅館を泊まるだけでなく通う場所へ
「和多屋別荘」は、2021年11月には創業71年目を記念して、温泉旅館イノベーションプロジェクトとして「Reborn Wataya Project」をスタート。レストラン、スパのほか、1万冊の蔵書を誇る読書とお茶を愉しめる書店「BOOKS&TEA 三服(さんぷく)」や、嬉野川のほとりで自然との一体感を味わえる「河畔サウナ」、フレグランスブランドYohakuによる「Yohaku Lab 創香室」など施設を充実させ、“旅館=泊まる→通う場所へ”を目指すプロジェクトを進めている。
日本の素晴らしいものを世界へ発信
今回、新プロジェクトの一環として、カフェ「Made in ピエール・エルメ 和多屋別荘」をオープン。「Made in ピエール・エルメ」は、世界的なパティシエ、ピエール・エルメ氏が選りすぐった、日本の素晴らしいものを世界へ発信するブランドだ。
和多屋別荘内にもテイクアウト店舗があり、このたびのカフェオープンにて、さらにその口福な世界観を深く味わえるようになった。
旬の食材を取り入れたアフタヌーンティー
「Made in ピエール・エルメ」を惹きつけた食材は、さわやかな苦みを持つ「嬉野茶」。嬉野煎茶・嬉野ほうじ茶・嬉野玄米茶を用いたマカロンや、嬉野煎茶、ほうじ茶を使用した2種のチョコレートケーキなど、この土地ならではのメニューを開発した。
さらに、旬のスペシャルな食材を取り入れた「アフタヌーンティー」1名5500円も登場。
マカロン2種、スイーツ3種、セイボリー3種、チョコレート、コーヒー・紅茶・煎茶を、肥前吉田焼「224porcelain」によるオリジナルの白磁で堪能することができる。アフタヌーンティーは11:30、14:00の二部制で、予約が必要なのでお忘れなく。
期間限定メニューもラインアップ
他にも、濃厚バニラのソフトクリームに、さくさくとした食感のメレンゲやチョコレート、玄米茶パウダーをのせ、見た目だけでなく、味や食感の変化も楽しめる「嬉野玄米茶のソフトクリーム」880円や、
ほのかな酸味と苦み、さっぱりとした甘みが特徴の広島県因島発祥の柑橘「安政柑」を使用した「安政柑のガトーバスク」660円、
すっきりとした味わいのレモンソーダに自家製のイチゴゼリーを組み合わせた季節限定「イチゴゼリー入りレモンソーダ」693円もラインアップ。「安政柑のガトーバスク」と「イチゴゼリー入りレモンソーダ」は、8月31日(木)までの期間限定販売だ。
和の庭園を望む開放的な空間と、「Made in ピエール・エルメ」の美意識をうつしたインテリアと器。そして、嬉野でしか味わえないカフェメニューで、ゆっくりと1日を過ごしてみては。
■Made in ピエール・エルメ 和多屋別荘
住所:佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙738
営業時間 11:00〜18:00
定休日:水曜
公式サイト:https://wataya.co.jp/facility/cafe_pierreherme
※メニュー内容は季節や仕入れ状況により異なる。
(佐藤ゆり)