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【京都府京都市】京都伝統産業ミュージアムにて「まつりと工芸 楽焼茶碗でめぐる山鉾巡行」開催

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京都伝統産業ミュージアムでは、7月3日(月)~8月6日(日)の期間、‟京都伝統産業ミュージアム 収蔵品展「まつりと工芸 楽焼茶碗でめぐる山鉾巡行」”が開催される。

「まつりと工芸 楽焼茶碗でめぐる山鉾巡行」について

‟京都伝統産業ミュージアム 収蔵品展「まつりと工芸 楽焼茶碗でめぐる山鉾巡行」”では、祇園祭の山鉾を描いた34の楽焼茶碗を通して、山鉾巡行の光景を巡るように、その深い文化と歴史の息吹に触れられる。

また、実際にたたいてみることのできる囃子方の鉦(かね)や、祇園祭をモチーフとした西陣織、京友禅、京焼・清水焼などの伝統工芸品なども観ることが可能。その他にも、神輿巡行や山鉾建てをめぐる逸話なども紹介され、京都の夏を代表する伝統的なまつりである「祇園祭」を、より深く楽しめる展覧会となる。

巡行に復帰した「鷹山」の茶碗も

祇園祭画 茶碗揃|長刀鉾


祇園祭画 茶碗揃|郭巨山、四条傘鉾

楽焼とは、ろくろを使わずに手捏ねで成形して、低温で焼いた軟質の陶器のこと。この伝統的な技法で作られた茶碗は、一つ一つが手作りの芸術品。山鉾の装飾が鮮やかに表現されており、祇園祭の華やかな雰囲気や伝統の重みが感じられる。

‟京都伝統産業ミュージアム 収蔵品展「まつりと工芸 楽焼茶碗でめぐる山鉾巡行」”では、2022年に巡行に復帰した「鷹山」の茶碗も新たに加わり、全34基の山鉾を茶碗で巡ることができる。

囃子鉦を実際にたたけるコーナーも


祇園祭の山鉾に欠かせない囃子鉦(はやしがね)。祇園祭や各地の囃子鉦、鳴物神仏具を190年以上に渡り製造してきた南條工房の協力のもと、会場では、数種類の囃子鉦を実際にたたけるコーナーも。

それぞれの鉦の音色の違いを聞き分けてみて。

京都伝統産業ミュージアムの貴重な品々が勢揃い

京扇子|三尺扇「洛中洛外」


京都伝統産業ミュージアム

長く京都の人々に愛される祇園祭。そのモチーフは西陣織、京友禅、京焼・清水焼、京扇子をはじめとする様々な伝統工芸品にも取り入れられている。

‟京都伝統産業ミュージアム 収蔵品展「まつりと工芸 楽焼茶碗でめぐる山鉾巡行」”では、京都伝統産業ミュージアムの貴重な収蔵品の中から、めぐる季節を感じる貴重な品を観ることができる。

‟京都伝統産業ミュージアム 収蔵品展「まつりと工芸 楽焼茶碗でめぐる山鉾巡行」”を観に、京都伝統産業ミュージアムへ足を運んでみては。

■京都伝統産業ミュージアム 収蔵品展「まつりと工芸 楽焼茶碗でめぐる山鉾巡行」
開催日時:7月3日(月)~8月6日(日)9時~17時 ※⼊館は16時30分まで
休館日:7月10日(月)・7月24日(月)
会場:京都伝統産業ミュージアム 企画展示室
住所:京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 京都市勧業館みやこめっせ B1F
⼊場料:無料

京都伝統産業ミュージアム公式サイト:https://kmtc.jp/

(角谷良平)

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