ビジュアルコミュニケーションアプリである「Snapchat(スナップチャット)」を運営するSnap Japanは、ビーチの安全を啓発する事前学習型AR体験レンズ「海の日 海での安全対策のレンズ」と、帽子やサングラスを試着できるファッションARレンズを海の日に向けて発表した。
インタラクティブな学習方法で認識を高める
Snap Japanは、日本ライフセービング協会と協力し、若者に海での安全に関する基本的な知識を身に付けてもらうためのツールとして、事前学習型ARレンズを作成。
新しくリリースされた「海の日 海での安全対策のレンズ」を通じて海での安全性に関する情報を視覚的に提供し若者たちが遭遇する可能性のある危険について理解を深める事前学習の手助けをする。日本は溺死者数が世界で2番目に多いという統計(※)がある中、インタラクティブな学習方法で認識を高めることが大切だと考えている。
海における5つの安全対策を表示
「海の日 海での安全対策のレンズ」は、スナップコード又はSnapchatのカルーセルでレンズを開くと「ライフセーバーの居場所を確認」「心配事があればライフセーバーに確認」「エリアフラグの位置を確認」「飲酒後は海に入らない」「一人で泳がない」という、海での5つの安全対策が表示される。
日本ライフセービング協会理事長の入谷拓哉氏は、“日本ライフセービング協会の認定ライフセーバーが配置されている海水浴場は、全国1028カ所のうち、わずか239カ所(2022年度)しかありません。昨今特に多いのが、海で大きな浮き輪や浮具に乗ったまま、離岸流(岸から沖へと流れる潮流)や風(陸から沖に向かって吹く風)で流されてしまうケースです。海では思いもよらない事故もおきますので、事前学習をしっかり行い、今年も楽しい海での時間を過ごしてください”とコメントしている。
様々な帽子やサングラスをバーチャルで試着
さらに今回発表されたビーチファッションARレンズは、様々な帽子やサングラスをバーチャルで試着することで、ビーチでの思い出をさらに楽しいものにすることができる。
ランダムに表示される夏のビーチファッションをスナップし、夏の楽しい思い出の一つとして友だちに送ってみよう!
安全に気をつけて、楽しい夏の思い出をSnapchatで友人とシェアしてみては。
※ 引用元 日本ライフセービング協会
(江崎貴子)