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【長野県茅野市】農家が考える“新しい農園のカタチ”!「体感型農園 ハマラハウス」オープン

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長野県諏訪郡原村に本社を置き、“農”に関わる事業を展開するベジパングは、「八ヶ岳生とうもろこし」を展開する自社ブランド「ハマラノーエン」の直売所を備え、収穫体験も提供するビニールハウス型店舗「体感型農園 ハマラハウス」を、7月22日(土)にオープンした。

新しいコンセプトのビニールハウス型店舗

ベジパングは、離農する農家が増加しているなか、農家が農家らしい価値を提供しながら、既存の農園とは異なった仕組みで持続可能な農園を運営する方法はないかと模索してきた。その新しい仕組みの一つとして誕生したのが「体感型農園 ハマラハウス」だ。

同施設は、農園としての作業場でありながら、その土地だからこそできる“体験価値の創出をする場”として機能しつつ、持続可能な新しい農園のかたちを実証するための役割も担う。コンセプトは、“和デザイン”と“懐かしくて新しいもの”。同じ地元長野県で国内の古材・古道具のリユース提案や販売をする「ReBuilding Center JAPAN」の設計・監修により、「八ヶ岳生とうもろこし」の直売所や作業スペースに加え、居住スペースも設けた新たなビニールハウス型店舗となっている。


店外には、葦簀(よしず)で作った屋根と椅子だけの縁側を設けており、新しいビニールハウスのカタチを表現。

店内の販売スペースは木製の単管を組み合わせて作成し、居住スペースは大型カウンターや棚など、古材のリユースやアップサイクルによって制作された家具が“懐かしさ”と“新しさ”を感じさせる空間を演出している。

また、遮光率の高いビニール屋根と通気性を高めるための各開口部の特別設計により、夏場でも“快適に過ごせる”という点も、従来のビニールハウスとは異なる特徴だ。

そのほか、畑に併設した自由開放の無料ドッグランもある。

八ヶ岳生とうもろこしの収穫体験もできる

収穫体験は、農園スタッフの説明のもと、畑で「八ヶ岳生とうもろこし」を収穫し、もぎたての格別な甘さを体感できる夏ならではのイベント。「八ヶ岳生とうもろこし」は、信州ブランドアワード2022 NAGANO GOOD DESIGN 部門 部門賞を獲得した「ハマラノーエン」がつくる甘いとうもろこしだ。

「事前予約プラン」1人1,500円(税込)は、10本収穫し、内2本はその場で食べられる。残りの8本は割引にて購入可能。事前予約特典として、「おためしとうもろこし」(焼き・冷やし)も無料で提供する。1日3回の実施で、各回3組まで。

「当日予約プラン」1人500円(税込)は、収穫体験のみで、8本まで割引で購入可能。1日3回の実施で、各回2組まで。

いずれも未就学児は入園無料。営業期間は8月3日(木)〜8月末頃。詳しくは、「ハマラノーエン」HPにて確認を。

採れたて八ヶ岳生とうもろこしの販売

また、直売所では採れたての「八ヶ岳生とうもろこし」を1本380円(税込)〜にて販売。販売期間は7月22日(土)〜9月30日(土)の予定だが、なくなり次第終了となる。八ヶ岳季節野菜も販売する。

季節を感じる場所、畑カフェ

さらに、「おためしとうもろこし」(焼き・冷やし)各300円や、冷えたペットボトル飲料、ラムネなどを販売する畑カフェもある。

この夏は、農家が考える“新しい農園のカタチ”を「体感型農園 ハマラハウス」で体験して、採れたてとうもろこしを味わってみては。

■体感型農園 ハマラハウス
住所:長野県茅野市玉川11398
営業時間:7:00~12:00
定休日:7月・8月は無休、9月から土・日・祝日のみ営業

ハマラノーエンHP:https://hamaranouen.jp/

(山本えり)

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