フードテック企業のDr.Foodsが開発・販売している、「ヴィーガン・フォアグラ」「ヴィーガン・キャビア」が、日本セレモニーが運営する「ノートルダム横浜みなとみらい」等、全国28施設の結婚式場やホテルレストランで9月1日(金)より、コースメニュー(年間約16万食分)で提供されることが決定した。

各メニュー誕生の背景

近年、世界中でフォアグラの元となるアヒルやガチョウの飼育方法問題や、キャビアの元となる絶滅危惧種チョウザメの問題が連日ニュースに取り上げられている。イタリアやポーランド、トルコなどでは、既にフォアグラの生産を禁止。米国ニューヨーク州でも、市議会でフォアグラの販売を禁止する条例が可決されており、この流れはますます加速していくように思われる。

また、キャビアが取れるチョウザメも深刻な絶滅の危機にあり、既に絶滅してしまった種もあるという。

結婚式場のコースメニューで採用

Dr.Foodsがこのような環境問題が背景にある食材を完全植物性で再現したところ、同じく環境問題に対し、いち早く改善意識を持った日本セレモニーがどこよりも早く代替え食材を検討。今回「おめでたい晴れの日に環境にも優しいサスティナブルな取り組みが、新郎新婦にとってもサスティナブルな関係でいられるように。」といった想いを込め、「ヴィーガン・フォアグラ」「ヴィーガン・キャビア」を結婚式場でのメニューに取り入れ、コース料理が提供されることとなった。

Dr.Foodsは、年内に更なる高級食材の代替を完全植物性で販売予定。同社は、普段の生活の中で手に入りにくい食材をサスティナブルで、かつ身近に感じられるようになることを期待している。

9月より「ノートルダム横浜みなとみらい」等、全国28施設の結婚式場等のコースメニューで提供される「ヴィーガン・フォアグラ」「ヴィーガン・キャビア」を味わってみては。

Dr.Foods公式サイト：https://dr-foods.net/
日本セレモニー公式サイト：https://www.aigroup.co.jp/

(角谷良平)