トレンドニュースサイト STRAIGHT PRESS【 ストレートプレス 】

LOCAL

岐阜県高山市が、地域の課題解決に向けた活動プランのコンテストを実施!

このエントリーをはてなブックマークに追加


人口減少や少子高齢化によるコミュニティ機能の低下や地域産業の衰退などは、市民生活や地域活動に様々な影響を及ぼしている。

そんな中、岐阜県高山市は、市民などが主体となって実施する地域の課題解決に向けた活動プランのコンテストを行い、優秀なプランをモデル事業として支援(助成)している。

支所地域の課題解決のため地域政策課を新設

岐阜県高山市は、平成17年に1市9町村が合併し、面積が東京都とほぼ同じくらいある日本一大きい市となった。この広い市域には、多彩な魅力がある一方で様々な課題もある。

合併前の町村地域には9支所が配置され、地域の住民の安全安心や地域活性化に向けての取り組みが進められてきた。今年の1月に支所地域の課題の解決や地域の振興を促進するため、企画部(現総合政策部)内に地域政策課が新設され、本庁と支所間などの連絡調整、施策の企画・立案などに取り組んでいる。

コンテストには10件の応募が集まる


今回、新たな取り組みとして、市内の各地域で生じている様々な地域課題を解決するため、市民や市内に拠点を置く事業者・団体が主体となって新たに企画・実施する活動プランが募集された。

応募の中から優秀な活動プランを審査のうえ表彰し、モデル事業として活動への支援として経費の1/2以内・上限100万円の助成が行われる。


今回のコンテストには10件の応募があり、優秀賞には、飛騨信用組合の「さるぼぼコインを活用したふるさと納税事業」が選出された。

また、奨励賞には、きよみストアの「みんなでつくるみんなのお店きよみストア」、福地温泉観光協会の「伝説の剣プロジェクト」、エラマの「飛騨高山の拠点・移住体験ツアー」のほか、Flying Peaksの「着地型サイクリングツアー創出、サイクリングガイド育成」、こどもミライ輝くあさひ・たかねの「まつりで繋ぐあさひたかね」の5件が選出された。


審査員からは、“どの活動プランも、地域の課題を的確に捉え、課題の解決に向けて自らが主体となって取り組む意欲が感じられる。”、“プランコンテストの開催を契機に、自発的なまちづくりへの気運が盛り上がることを期待している。”との講評があった。

岐阜県高山市では、今回実施されたコンテストで選ばれたモデル事業への支援をはじめ、地域とともに地域単位での成功モデルをたくさん作ることで、持続可能なまちづくり進めていくという。

地域の課題解決に向けた活動プランのコンテストを行い、優秀なプランの支援を行う岐阜県高山市の取り組みを、この機会にチェックしてみては。

岐阜県高山市 地域の課題解決に向けた活動に対する支援:https://www.city.takayama.lg.jp/shisei/1005055/1018059.html

(江崎貴子)

最新情報をTwitterで受け取ろう!
最新情報をFacebookで受け取ろう!
前の記事
一覧へ戻る
次の記事