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鹿児島の秘境ビロウ島クリーンアップ&サステナブルツアー参加者をクラファンで募集中

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鹿児島県の南大隅町観光協会は、「佐多岬ビロウ島」を守り、多くの人にこの島の魅力を知ってもらうために、クラウドファンディングサイトCAMPFIREにて「無人島クリーンアップ活動」「非日常を味わえる1Dayピクニック」などをリターンに用意したプロジェクトを実施中だ。

大隅半島最後の至宝とも呼ばれている無人島


鹿児島の少し先、日本の本土最南端南大隅町にある佐多岬ビロウ島は、素晴らしい景観が魅力的な島で、大隅半島最後の至宝とも呼ばれている無人島。

鹿児島県大隅半島の最南端にある佐多岬の周辺には、ソテツ、アコウ、ビロウ、ヘゴなどの熱帯植物が自生している。

岬付近の大輪島、ビロウ島の小島含めこの一帯は環境省の指定保護区になっており、許可なく植物を持ち出すことなどが禁止される「霧島錦江湾国立公園」に指定されている。


その中でも周囲を珊瑚礁に囲まれた小さな無人島・ビロウ島はひときわ美しく、波が穏やかで天気が良い時には、瀬渡し船に乗って釣りやピクニックなどを楽しむことができる。

環境汚染の危機にさらされている現状


しかし、観光協会の調べによると、昨今、海流の変化によって多くのプラスティックゴミが漂着してしまい、環境汚染の危機にさらされているのが現状の大きな課題になっているとのこと。


そこで、「無人島への入島」と「漂着プラごみの回収」をイベント参加の条件とし、1人ごみ袋1枚分を持ち帰ってもらい漂着プラスティックの海洋汚染に対しての認知活動を広めるとともに、大自然が広がる同町の観光PRを兼ねた取り組みとして、クラウドファンディングにて1Dayツアーの参加者募集を開始した。ツアーは、8月27日(日)の1日限定で開催する。

クリーンアップ後はランチやビールを堪能


ビロウ島でのサステナブルツアーのチケットは、無人島までの往復の渡船代、ランチ代、フリードリンク、保険代、ゴミ処理費を含み、1人1万円。


クリーンアップ活動後は、地域の食材を活かしたランチボックスや大隅半島のクラフトビールなども堪能できる「ビーチクリーン&ピクニック」が開催され、非日常を味わえるサステナブルツアーとなっている。

水原希子さん、松永英地さんと巡るダイビングツアーも


さらにランチ後には、女優・モデルの水原希子さんと、カリスマネイリストとして活躍している松永英地さんが参加する、スキューバダイビングツアーも開催。水原さんと松永さんは、国際的な活動を通じて環境問題に関しての知見や意識も高く、自身も過去に佐多岬でスキューバダイビングをした経験もあることなどから、当日はボランティアとしてツアーに参加する。

スキューバダイビングツアーの参加定員は6人で、PADIライセンス保有者のみ参加可能。ツアー代金は3万円で、渡船代、ダイビングギアレンタル一式、タンク、保険代が含まれており、手ぶらでも参加することができる。

地元特産品の返礼品もラインアップ

クラウドファンディングでは、ツアーに参加できない人に向けた、地元特産品の返礼品なども数多く揃っているので、そちらもチェックしてみて。


夏休み最後の日曜日、夏の思い出に、サステナブルな活動を通じて非日常を味わいながら珊瑚礁に囲まれた無人島でデジタルデトックスする、そんな素敵な自分を思い描かせてくれる貴重なイベントに参加してみては。

CAMPFIRE:https://camp-fire.jp/
プロジェクト名:本島最南端佐多岬の無人島クリーンアップ&サステナブルツアー

(佐藤ゆり)

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