大阪に本部を置くあけみちゃん基金は、小児心疾患への理解促進を目的としたプロジェクトをハートの日である、8月10日(木)に開始した。
『最上の命』とのコラボによるオリジナルマンガを制作
このプロジェクトの第一弾として、人気医療マンガ『最上の命医』(入江謙三氏・橋口たかし氏著/小学館)とのコラボレーションによるオリジナルマンガを制作し、SNSサイト「note」にて一部有料で公開している。
あけみちゃん基金について
あけみちゃん基金は、1966年の設立以来、国内での心移植を希望する16歳以下の子供とその家族のために国内で無償援助を行う団体。このプロジェクトでは、小児心疾患に関する正しい理解を広め、支援団体の必要性を理解してもらうことを目的としている。
プロジェクト第一弾である医療マンガコラボは、若い世代を含む全世代において、小児心疾患という日頃親しみにくいテーマに対する共感づくりや自分ゴト化の促進を狙いとして企画した。
プロジェクトのために特別に執筆された作品
オリジナルマンガは、小児心疾患の医療事情や入院生活、移植手術についての理解を深めるために制作された。『最上の命医』の著者である入江謙三氏と橋口たかし氏が、このプロジェクトのために特別に執筆した作品だ。
このオリジナルマンガは、メディアプラットフォーム「note(ID:akemichan _f1966)」を通じて、8月10日(木)朝8時10分より前編を公開、また、後編の公開は「臓器移植普及推進月間」である10月に予定されている。
前・後編とも冒頭ページは無料公開
多くの人に関心を持ってもらうため、前・後編とも冒頭ページは無料公開とし、マンガの内容に興味関心を持ってくれた人に対して、途中ページからは有料公開としている。
購入金(前・後編ともに各150円・税込)は、寄付金として、あけみちゃん基金が支援している心疾患児とその家族のために活用される。このプロジェクトが多くの人々にチャリティへの関心を喚起するきっかけとなることを目指しているという。
オリジナルマンガの購入方法等の詳細は、あけみちゃん基金公式サイトにて確認を。
啓蒙ポスターを全国移植施設に掲示
さらに、臓器提供の意思表示についての関心を高めるために、主人公・西條命(さいじょうみこと)を起用した啓蒙ポスターが全国の移植施設で掲示される。また、全国の室内レジャー施設でもポスターの掲示を予定している。
なお、来年2月には、プロジェクト第二弾の展開も予定しており、さらなる小児心疾患への理解促進に向けた取り組みを進めていく。
あけみちゃん基金に関心のある人は、まずは、オリジナルマンガを「note」でチェックしてみては。
■オリジナルマンガ概要
前編公開:公開中
後半公開:10月予定
購入金:前・後編とも各150円(税込)
あけみちゃん基金公式サイト:https://akemi-f.com/
ダウンロードURL:https://note.com/akemichan_f1966
(角谷良平)