生きづらさを抱えている人やHSP、心が傷つき社会復帰したくても一歩を踏み出せない繊細な若者たち。彼らが安心して、笑顔でメンタルを学びながら働ける職場が「クマの手カフェ」である。「クマの手カフェ」はテイクアウトカフェの1号店として、オープンから2年が経過した。
この度、さらに一歩踏み出し、直接来店客と触れ合うことにより、新たな“気づき”が得られ、社会復帰のきっかけにつなげられる場として「KUMANOTE CAFE 5(サンク)」を2号店としてオープンした。
繊細な人の社会復帰のために
2号店「KUMANOTE CAFE 5(サンク)」の新たなコンセプトは「繊細な人の社会復帰のためのステップ2」。「クマの手カフェ」1号店と同じビルの5階にオープンした。店名の「5(サンク)」は「五感」を意味し、繊細で感性豊かな若者の感覚を表現している。また、未来につなぐステップとなる「場所」を意図している。
「クマの手カフェ」について
「クマの手カフェ」1号店は、運営母体のメンタルサポート総合学園のカウンセラーを養成する専門スタッフが、心に傷を負った人やHSP、繊細で生きづらい人たちの社会復帰の場として、優しいお店を作るべく壁一枚に穴を一つだけ開けて、安心して働ける場所としてスタートした。
そしてこの度、繊細なカフェスタッフの社会復帰をより良いものにするため、壁一枚からさらに一歩踏み出し、安心できる環境を守りつつ、来店客と直接会話し触れ合う機会を得られる2号店をオープンした。
2号店について
2号店にも“クマの手”が出てくる壁はあるが、オープンスペースの店内にテーブルや椅子を配置し、来店客にはかわいいカフェの雰囲気を楽しんでもらう。アルバイトのカフェスタッフは来店客との触れ合いを通じて、社会復帰のきっかけを見つけ、気づくための「メンタル・コンセプトカフェ」になっているという。
1号店と同じく、SNSに投稿したくなるような映えるメニューの開発をはじめ、かわいい場所で笑顔で働ける空間作りや、アットホームでフレンドリーな環境になるように尽力したとのこと。
カフェスタッフはメンタルのリハビリ中の人が多いため、基本的に顔を見せない非対面式に。ただし2号店では来店客と触れ合うことも少し体験できる仕掛けになっている。1号店同様、クマの手の穴からのアトラクションは継続し、神秘的で楽しいショップを狙っており、来店客や子どもたちを笑顔にしたいと考えている。なお画像は店舗イメージである。
ストレスの多い現代社会の、新たな時代の、繊細な人たちが働く新たな場所「KUMANOTE CAFE 5(サンク)」を訪れてみては。
■KUMANOTE CAFE 5(サンク)
住所:大阪府大阪市中央区上本町西5-3-11 5F
URL:https://www.kumanote-cafe.com/
(さえきそうすけ)