シロクは、発酵エイジングケア(※1)ブランド「FAS(ファス)」のスタートに伴い、京都東山本店と京都髙島屋S.C.店の2店舗をオープンする。
黒米の産地・京都に2店舗オープン
「FAS」は、発酵コントロールという温かなサイエンスによって、大人の肌にも偏りなく多種多様な美容成分を届けたい、という思いのもと誕生した、発酵エイジングケアブランドだ。
今回、FAS独自成分「黒米発酵液(※2)」の素材である“黒米(くろごめ)”の産地である京都に、ふたつの拠点を構えることとなった。
発酵食が味わえる京都東山本店
10月6日(金)にオープンする「FAS」の旗艦店である京都東山本店は、100年近い歴史を持つ一軒家をリノベーションしたものだ。庭には日本の伝統工法である洗い出しの床を使用している。
その奥には小さな畑が作られており、1階には食堂を構え、畑の収穫物を使った発酵食と製品にも使用している黒米を楽しむことができる。
食堂で提供される料理は、発酵に造詣が深い料理家の真野遥さんが監修する。店舗でつけた漬物のほか、庭で育てた作物も提供される予定だ。
有機農法における滋養豊かな土づくりは“発酵”がカギになる。土にすむ微生物が堆肥の有機物を発酵させ、植物の根っこが栄養を取り込みやすい状態に分解する。「FAS」はこの土が持つ特性に「黒米発酵液」との縁を感じ、建材用の土を店舗づくりに使用することに。
何千年もかけて堆積した土には、その産出場所によって多彩な色や質のものがあり、京都東山本店では、京都市伏見区深草の地層から採取した浅黄色の土「深草土」を使用。土を強く突き固め、幾層にも重ねて建材とする、版築(はんちく)と呼ばれる技法を取り入れている。
また、2階のおもてなしの場では、ワークショップや展示会などのイベントを楽しむことができる。
「FAS」商業施設1号店の京都髙島屋S.C.店
10月17日(火)にオープンする京都髙島屋S.C.(T8)内の店舗は、京都の土や石材、木材など、この土地にゆかりのある素材をひとつひとつ読み解き、それらを用いて空間を構築している。
売り場の奥にはじっくりと美しさに向き合えるおもてなしの場が設けられており、その壁面には、黒米のもみ殻を織り込んだ和紙が使用されている。
旗艦店でも使用しているこの和紙は、綾部市で活動する和紙職人のハタノワタルさんが「FAS」のためだけに制作したオリジナル和紙だ。
この和紙を壁一面に使用しており、その内側に仕込まれた間接照明が和紙を通して空間を優しく照らし、柔らかな世界を作り出している。
「FAS」のコンセプトである“発酵と科学”が随所に感じられる京都の店舗を訪れてみては。
■FAS 京都東山本店
住所:京都府京都市左京区鹿ケ谷宮ノ前町3
営業時間:11:00〜18:00
定休日:火・水、年末年始
■FAS 京都髙島屋S.C.店
住所:京都府京都市下京区四条通寺町東入2御旅町35 京都髙島屋S.C.(T8) 2階
営業時間:10:00〜20:00
定休日:京都髙島屋S.C.に準じる
「FAS」公式サイト:https://fas-jp.com/
「FAS」公式Instagram:https://www.instagram.com/fas/
(※1)年齢に応じた潤いを与えるケア
(※2)サッカロミセス/コメ発酵液(保湿成分)
(yukari)