キャライノベイトは、体験型香りのものづくりストア「inimu(イニム)」を東京浅草にて8月26日(土)にオープンする。

“つくる”を楽しむ交流場

「inimu」は、“香りを作る、ものを作る、繋がりを作る”を中心に、様々な“つくる”を体験できる空間だ。日本のものづくりを活かした香り商品を中心に、商品を通じて繋がった職人や作り手たちが手掛けた品々も販売する。ストア名「inimu」は“伝”の漢字に由来。商品をただ売るだけではなく、使い手と作り手双方からのコミュニケーションが生まれるきっかけとなり、訪れた人の五感に伝わるような空間を目指した。

店内は、新潟県の安田瓦を再利用した床・レジカウンターに、

高野槇と杉を組み合わせた螺旋階段、岐阜県の木材を使用した棚、燕三条で作った店頭看板など、日本の工芸や素材を随所に使用している。

香り商品のほかドリンクなども販売

1Fは、香り商品、雑貨、食品、飲食のフロア。

サーキュラーエコノミーの考えを元に廃棄される部分から香りを抽出して商品に落とし込み、売り上げの2%を原料の生産地域に還元する「WANOWA」や、香り(¥1,500)・ボトル(¥300～)・スティック(¥500)などを自分で選んで自分好みのリードディフューザーを作ることができる「DIY DIFFUSER」などもある。

ドリンクスタンドスタンドも併設し、香り商品で使用した生産地の原料を使用したドリンクを販売。「WANOWA」の石川県能美市産・無農薬ゆずを使ったゆずソーダや、京都府和束町の急斜面の山奥でしか作り出せない和束茶の抹茶を使用した抹茶ミルクフロートなどが味わえる。

2Fには「ワークショップスペース」があり、26種から香りを選ぶ香水作りのワークショップなどを体験できる。

また、一から香りを作ることができる蒸留器で作った香りを使うワークショップなども随時開催。商品開発や地域の人が育てたハーブなどを蒸留することができるような場としても活用していく。

浅草ならではのコラボも実施

浅草に事務所を構えるキャライノベイトは、日本の観光地でもある浅草から世界に日本の香り文化を発信していく想いを込めてこの土地を選んだ。浅草ならではの文化や人、地域に密着した様々な繋がりのある取り組みも実施する。

地元コラボレーションの第一弾「inimu×人力車(浅草俥夫 連絡会)馨りのコラボレーション」では、俥夫が香水作りを学び、自分の手で作り上げたオリジナルの香水を纏って、浅草の街を駆け巡り乗客をもてなす。

オープン記念商品やキャンペーンも

新店舗オープン記念として、調香師がつくる香りをコンセプトにすべての工程を国内で行うフレグランスブランド「PERFUMERS」から、同店舗限定の香り「銀木犀」を8月26日(土)に発売。秋の風景が色づき始めるころにぴったりな甘く芳醇に咲き誇る銀木犀の香りで、「ハンド＆ボディクリーム」50g/￥1,650(税込)、「ディフューザーリフィル」100mL/￥1,650(税込)が登場する。

また、オープニングキャンペーンとして、「DIY DIFFUSER」を手軽に体験できる「¥500 OFFクーポン」を、8月26日(土)～9月30日(土)に配布する。詳細は公式サイト・Instagramでチェックしてみて。

■inimu
住所：東京都台東区浅草2丁目1-5
営業時間：11:00〜18:00 月曜定休
HP：https://inimu.jp/
Instagram：@inimu

(山本えり)