神奈川県川崎市の情報をお届け。インクルーシブ音楽ライブ「いろいろねいろJAM」の参加メンバーを募集している情報と、川崎市内を走る路線バスのリアルタイム運行情報が調べやすくなった話題をチェックしていこう。
川崎市市制100周年記念プレ事業
「いろいろねいろ」をキーメッセージに、市内の学校、施設、イベント等の身近な場所で、多くの市民がインクルーシブ音楽に触れる活動を展開している川崎市。
そんな川崎市が、プロの音楽家たちと一緒に遊びながら音楽をつくり、商業施設で演奏する「いろいろねいろJAM」を実施。現在、参加メンバーを募集している。
■誰もがありのままで楽しめる音楽づくり
「いろいろねいろJAM」は、楽器ができなくても、楽譜がよめなくても、だれもがセッションメンバーの一員として、音楽を通じて一つになる楽しみを体感するイベント。プロの音楽家と一緒に遊びながら音楽をつくり、商業施設のスペシャルライブ内で演奏する。
当日は、ドレイク・ミュージックのベン・セラーズ氏や多様な人々が参加できる音楽体験をリードするためのトレーニングを受けた音楽家が、参加者をサポート。誰もがありのままで楽しめる音楽づくりを目指す。
なお、ドレイク・ミュージックとは英国を拠点とするアート団体。障がいのある人が障がいのない人と同じだけ音楽に関わる機会を得られるよう、長年にわたり、アクセシブル・ミュージック・テクノロジー(障がいのあるなしに関わらずすべての人の利用しやすさ、音楽活動のしやすさを実現させるテクノロジー)の開発や音楽家のトレーニングプログラムの提供などを手がけている。
■応募資格は小学生以上で2日間参加できる人
「いろいろねいろJAM」の実施日は、10月14日(土)と15日(日)の2日間。
14日(土)10:30~15:00は、川崎市立南河原中学校で音楽ワークショップを実施。15(日)11:00~13:00に、川崎ルフロン1階イベントスペースで、音楽ライブ・パフォーマンスを行う。
応募資格は、小学生以上で1日目・2日目の両方に参加できる人。小学生は保護者の同伴が必要だ。また障がいの有無、楽器経験・音楽経験の有無は問わない。募集人数は20名。応募者多数の場合は、年齢や楽器編成などのバランスなどを考慮の上、主催者が決定する。 応募締め切りは9月11日(月)だ。
■7名の音楽家が出演予定
出演予定のプロ音楽家は、ベン・セラーズ氏(ドレイク・ミュージック)、南條由起氏(ヴァイオリン)、新澤義美氏(打楽器・東京交響楽団)、
相澤亙氏(ピアノ)、北山絢萌氏(スティールパン)、
佐藤央基氏(ドラムス)、若井敦彦氏(ベース)だ。
プロの音楽家と一緒に遊びながら音楽をつくれる貴重な機会。参加を検討してみては。
応募フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeY4LYwD0hLeIoqj1Lc5hWpJtzFDykewHGQTEZP6E4s2XVecQ/viewform
リアルタイム運行情報でバスをより便利に利用
また川崎市は、複数事業者や多くの系統で構成される市内路線バスを利用しやすくするため、市内路線バス事業者がそれぞれ提供しているリアルタイム運行情報を、共通化して調べやすくする実証を開始した。
■市内4路線を一括して検索
市内に事業所を有する川崎鶴見臨港バス、東急バス、小田急バス、川崎市バスが提供する路線バスのリアルタイム運行情報を、経路検索アプリ等で一括して検索できるようにすることを目指す今回の実証。
運行情報は「標準的なバス情報フォーマット」(※)により経路検索事業者へ提供。情報の提供期間は令和6年1月までの予定で、順次、各バス事業者のリアルタイム運行情報が検索できる予定となっている。
■今後の情報にも注目
今後、各経路検索事業者がサービスの提供を開始するが、先行して8月28日(月)からは、iOS/Androidアプリ「乗換案内」で、川崎鶴見臨港バスと川崎市バスのリアルタイム運行情報を確認できるようになる。その他のバス事業者及び経路検索アプリなどについては、準備ができ次第、改めてお知らせがある。
今回の取り組みで、川崎市内でのバス移動がますます便利になりそうだ。
※経路検索に資する交通に関する情報の受け渡しを効率的に行うために国土交通省が定めたフォーマット
さまざまな取り組みを行う神奈川県川崎市に注目しよう。
川崎市公式HP:https://www.city.kawasaki.jp/
(ソルトピーチ)