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【群馬県旧赤堀町(現伊勢崎市)】風の強い午後、粕川沿いではたくさんの鯉のぼりが泳いでいた

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群馬県旧赤堀町(現伊勢崎市)

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、群馬県旧赤堀町(現伊勢崎市)を写真とともに紹介する。

Vol.52/群馬県旧赤堀町(現伊勢崎市)

伊勢崎市は旧赤堀町、旧東村、旧境町、伊勢崎市が合併して今の姿になっている。その中でも旧赤堀町は最も北部に位置していて、伊勢崎市の中心部からは少し離れている。

住宅地よりも自然に囲まれた公園や小川が目立っていた。旧赤堀町の頃も穏やかな時間が流れていたのではないかと想像したのだった。

赤堀せせらぎ公園へ

のびのびと鯉のぼりが泳いでいた

赤堀コミュニティ広場

街路樹の木々も背が高い。

赤堀町の町の字が塗りつぶされていた。

赤堀せせらぎ公園を訪れると、すぐそばを流れる粕川沿いに、鯉のぼりの大群が泳いでいた。風も強かったので、鯉のぼりたちは最速スピードで空を泳いでいたのではないだろうか。

また、赤堀の芸術文化プラザ前の名前が刻まれたプレートが、「赤堀町芸術文化プラザ」だったところ、「町」が白く塗りつぶされていて、町名が変わった時間の流れを感じたのだった。

次回は、群馬県旧東村(現伊勢崎市)を写真とともに紹介予定。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247/

   
   

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