Trailheadが、代表の福島優氏と、高千穂町役場や地元事業者とともに立ち上げた「高千穂アドベンチャーツーリズム協議会」にて、アドベンチャープログラム「神職と登る神話トレッキングツアー」をスタートした。

人と自然が共生する高千穂町

町内全域が「祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク」に登録されている、宮崎県・高千穂町。エコパークとは、世界遺産などと同じユネスコによって登録される生物圏保存地域(Biosphere Reserves)の日本の通称で、生態系の保全と持続可能な利活用の調和が目的となっており、人と自然が共生しているモデル地域とも言える。

高千穂町は、急峻な山々や深い渓谷等、独特な景観美が、ニホンカモシカやソボサンショウ、キレンゲショウマなどの希少な動植物の暮らしを育み、自然を活かした持続的な人の営みの風景・風土がエコパークとして認められた。

神職のガイドで楽しむトレッキングツアー

今回スタートした「神職と登る神話トレッキングツアー」は、神話の舞台にも数多く登場する高千穂を実際に訪れ、体験するアドベンチャープログラムで、エコパークを存分に味わうことができる。天孫降臨の山・二上山(ふたがみやま)を、麓の二上神社の甲斐しげひろ宮司に案内してもらいながら登っていく。高千穂の人々が信仰した山々と自然を、神職のガイドで楽しめるツアーだ。

二上山の頂上からは、ユネスコエコパークにも登録された高千穂町を一望できる。登山道は整備された山道なので、20分ほどで登頂可能。トレッキングをはじめ、アウトドアに精通するガイドが、山の情報や景観の話はもちろん、歩くペースについてもフォローしてくれるので、トレッキング初体験でも安心だ。

地域の神社と一緒に作り上げ、体験すればするほど地域も喜ぶ「神職と登る神話トレッキングツアー」で、なかなか聞けない高千穂の逸話を神職のガイドで楽しんでみては。

■アドベンチャープログラム「神職と登る神話トレッキングツアー」
時間：9:00～12:00
価格：15,000円(税込)
※収益の一部は二上神社へのお布施となる。
定員：2～8名(中学生以上)
サイト：https://takachihoat.com/

(佐藤ゆり)