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【神奈川県平塚市】地場産野菜を加工販売!食材ロス削減と地元生産者支援のプロジェクトがスタート

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21年前の創業時から“地産地消”をコンセプトに掲げ、湘南や横浜を拠点にレストラン事業を展開する「エスプリ・デキップ」は、地元生産者支援と同時に自社の売り上げ不振を解消すべく、クラウドファンディング「サステナブル・ハーモニー・ハーベスト」プロジェクトをスタートした。

猛暑&ポストコロナの不振にあえぐ飲食店


今年の夏は例年にない猛暑の影響で、地方都市で頑張る飲食店は集客に苦戦している。また4年ぶりにコロナの行動制限のない夏を迎え、これまで控えてきた旅行やレジャーに出かける人が増え、地域の飲食店を利用する人がより少なくなっているという。

さらにはコロナ融資の返済開始や、食材や物価の高騰を理由に閉店する飲食店が増加。サステナブルな農業に取り組む農家さんたちは高単価で売るためにも市場での流通に頼らず、地域の飲食店と直接取引をしていることが多く、その飲食店が暇だったり、そもそも無くなってしまっては、農家さんにとっても野菜を売る先が激減。まさに死活問題となっている。

地場産野菜を加工販売して生産者を支援


「エスプリ・デキップ」がこの度挑戦する「サステナブル・ハーモニー・ハーベスト」プロジェクトは、地元生産者の余剰生産物を活用し、これまでは価値の低かった規格外品や廃棄していた食材を加工することで、付加価値をのせたアップサイクル食品にするというもの。

ナスやズッキーニ、キュウリやカボチャやトマトなどの夏野菜はまさに今が最盛期。午前中に収獲した畝を夕方見たら、朝は小さかった作物が半日で大きくなっていて、慌てて暗い中もう一度収獲しなければならないほど、この時期はたくさんの夏野菜が採れるのだという。

その分、形が悪い規格外品も増え、さらには猛暑の影響で卸先が減少し、旬でおいしいのに食べてもらえず廃棄せざるを得ない余剰品がたくさん出てしまっているのが現状だ。そこで、料理のプロであるフレンチのシェフがその余剰品を価値ある物に加工・販売することで、食品ロスの削減、生産者支援、自社の売り上げ不振の解消とまさに“三方よし”なプロジェクトとなっている。

今後の展望について

今後は他の事業者や地元の大学なども巻き込み、複数社(者)のコラボで通販可能な商品の開発(6次産業化)も計画。複数の生産者や事業者がコラボすることで、発信力や注目度を上げる効果が期待でき、アフターコロナの環境の変化をチャンスに変えるべく、持続可能なビジネスモデルを構築していく予定だ。

地場産野菜を加工販売して生産者を支援する「サステナブル・ハーモニー・ハーベスト」プロジェクトをチェックしてみて。

■実施店概要
店名:湘南ハッピーキュイジーヌ アッシュ×エムzero
住所:神奈川県平塚市夕陽ケ丘3-5
URL:http://b-h-m.com/

CAMPFIRE:https://camp-fire.jp/
プロジェクト名:【湘南】猛暑でお客様が激減?!飲食店で使用予定の地元野菜を美味しく食べてほしい!

(丸本チャ子)

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