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丸紅ギャラリー、濱野年宏氏の「聖徳太子絵伝四季図大屛風」および新作を展覧

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丸紅は9月12日(火)~10月14日(土)の期間中、「濱野年宏 伝統と現代のハーモニー 聖徳太子絵伝四季図大屛風(中宮寺蔵)と新作」を丸紅ギャラリーで開催する。

聖徳太子絵伝四季図大屛風について

同展では、聖徳太子ゆかりの寺、奈良・中宮寺新御殿の鳩和殿建立にあたり、濱野年宏氏が芸術プロジェクトの一つとして制作した「聖徳太子絵伝四季図大屛風」および同氏の新作を展覧する。

「聖徳太子絵伝四季図大屛風」とは、濱野氏が15年の歳月をかけ、70数場面におよぶ聖徳太子の生涯を、総延長36メートルの大屏風に繊細かつ華麗に描いた大作である。

2021年の聖徳太子1400年御遠忌に際し、フランスのブルターニュ大公城ナント歴史博物館で、続いて2022年にパリ日本文化会館で展示されるなど、世界でも高く評価されている。同展ではその大屏風の春と夏の部のほか、茶室や桂離宮を描いた最新作を紹介する。

開催概要

同展の開催日時は9月12日(火)~10月14日(土)10:00~17:00で、入館は16:30まで。休館日は日曜日と祝日、開館日詳細については丸紅ギャラリー公式HPで確認を。

入館料は一般500円で、高校生以下無料。障がい者手帳を持っている人とその介助者1名は無料のほか、着物、浴衣など和装での来館者は無料となる。なお入館料は全額、社会福祉法人丸紅基金に寄付される。

丸紅ギャラリーについて

丸紅は、1858年の創業から現在まで続く、繊維に関わるビジネスを通じて蒐集、保全してきた江戸期を中心とする古い時代の染織品(きもの、帯、袱紗など)や染織図案、1960~70年代にアートビジネスに携わる中で入手した西欧絵画、さらに染織図案の接点などから、画家本人や画商を通じて蒐集された近代日本絵画を「丸紅コレクション」として所蔵。

2021年11月に開館した丸紅ギャラリーでは、「古今東西の美が共鳴する空間」をコンセプトに、丸紅コレクションを中心にさまざまなテーマで展覧会を行っており、同展に続き、源氏物語-よみがえった女房装束の美(12月1日(金)~12月28日(木))、「ふしみ殿御あつらへ」小袖裂と復元小袖-墨書と裂からわかる桃山時代の小袖制作-(2024年1月23日(火)~2月22日(木))の企画展を予定している。

まずは、濱野年宏氏が制作した「聖徳太子絵伝四季図大屛風」を鑑賞してみては。

■丸紅ギャラリー
住所:東京都千代田区大手町一丁目4-2

丸紅ギャラリー公式HP:https://www.marubeni.com/gallery/

(さえきそうすけ)

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