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山河がISS搭載品のタブレット型ハミガキ&マウスウォッシュの香りをプロデュース

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自然物からなるお線香を製造・販売する山河(サンガインセンス)は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が推進するプログラム「THINK SPACE LIFE」プラットフォームを通じて、日本たばこ産業(JT)および、TSUYOMIとの間において、三社でオーラルケア製品である宇宙から四季を感じるタブレット型ハミガキ&マウスウォッシュ「mouthpace(マウスペース)」を共同開発した。

「マウスペース」は、8月26日(土)に打ち上げられたJAXAの古川聡宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在ミッションにおいて、ISSにも搭載された。

マウスペース専用フレーバー4種類をプロデュース

サンガインセンスは世界の伝統香料を扱っており、長年、文化と香りの関わりについて調査・研究してきた。加えて、2009年7月より独自に取り組んできた成層圏におけるアートプロジェクトから得た過酷環境での経験を元にして、宇宙という極限状態における「心の豊かさ」をテーマにした「宇宙から四季を感じる」ための「マウスペース」の専用フレーバー4種類をプロデュースした。

「マウスペース」は、ISS搭載品としてJAXAより公式選定されて以降、2022年10月にクルードラゴン宇宙船運用5号機に搭乗した若田光一宇宙飛行士のISS長期滞在ミッションにおいてISSへ搭載されており、今回の8月26日(土)打上げの古川聡宇宙飛行士のISS長期滞在ミッションをもって、2度目のISS搭載となった。

宇宙の生活課題を解決する

「マウスペース」は、一粒を噛むと泡立ち、「少量の水」または「吐き出すだけ」で口腔ケアができるため、貴重な水の節約が可能。

宇宙飛行士の口腔ケアで「水の使用が限られ、歯磨き粉を飲み込むのは抵抗感がある」というオーラルヘルスの課題と、宇宙の閉鎖空間でメンタルヘルスを整えるのが難しいという問題に着目し、口腔ケアをすることで心身の健康両面をサポートする、ソリューション製品の開発に至ったという。

四季の移ろいや日本を想起させるフレーバー

「マウスペース」のフレーバーには、四季の移ろいや日本を想起させる「春/薔薇」「夏/薄荷」「秋/生姜」「冬/柚子」の4種類の天然由来香料を添加。季節感や地上の自然を感じられ、香りによるリラックス効果をもたらす。春に目覚める花々、夏の森林を包む霧、秋の実りを育む土、冬の穏やかな朝日をイメージした香りだ。

また、水分を含まない「マウスペース」はコンパクトかつ重量が軽減でき、輸送時の大幅なCO2と水使用量の削減を望むことができるサステナブルな製品となっている。

さらにISS内では宇宙飛行士の健康を確保するため、使用できる成分に制限がある。その制限の範囲内で全成分について食品および食品添加物を主とし、さらに植物由来の成分と必要不可欠なものだけで構成している。

古川聡宇宙飛行士ISS長期滞在ミッションとともに、タブレット型ハミガキ&マウスウォッシュ「マウスペース」にも注目だ。

JAXA公式古川聡宇宙飛行士ISS長期滞在ミッション特設サイト:https://astro-mission.jaxa.jp/furukawa/
サンガインセンス公式Instagram:https://www.instagram.com/sanga.incense/

(角谷良平)

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