酒屋大賞実行委員会は、全国の酒販店員が集い、今消費者に最もお薦めしたい酒蔵を選ぶアワード「酒屋大賞2023」の受賞蔵を決定し、10月6日(金)、東京ポートシティ竹芝にて行われた受賞発表会にて発表した。
酒屋大賞
今年度初開催となった「酒屋大賞」は、日本酒と顧客であるファン、その二つを一番知る立場にいる酒販店員が日本酒業界に新しい流れをつくる、ひいては日本酒業界を現場から盛り上げていけないかを考え、日本酒市場を活性化させることを目的にスタートした。
全国40都道府県231店の酒販店員による一次投票を9月17日(日)に終了し、本選へ進出するノミネート20蔵を決定。本選では、ノミネートされた各蔵から出品された3種類のお酒、合計20蔵60銘柄を対象に、20都道府県48名の酒販店員が、商品名等を隠さずに利き酒を行い、味わいやコンセプトを評価する「オープン審査」を行い、蔵を総合的に評価し「酒屋大賞2023」受賞蔵を決定した。
「GOLD」は奈良県の今西酒造
そんな「酒屋大賞」でGOLDに輝いたのは、奈良県の今西酒造。「みむろ杉 ろまんシリーズ 純米吟醸 山田錦」と、
「みむろ杉 ろまんシリーズ Dio Abita」、
「みむろ杉 木桶菩提酛 2022酒造年度 南木桶-壱号」が出品された。
SILVERは、熊本県の花の香酒造で、「産土 2022山田錦|二農醸」や
「産土 2022山田錦 自然農法|五農醸」、
「産土 2022穂増|四農醸」が出品された。
BRONZEは、新潟県の阿部酒造で、「あべ 純米吟醸」や、
「FOMALHAUT SPARK2022」、
「上輪新田2022ビンテージ」が出品された。
ノミネート蔵
また今回、上川大雪酒造[緑丘蔵] (北海道)「上川大雪」、飛良泉本舗(秋田県)「飛良泉」、新澤醸造店(宮城県)「伯楽星」、宮泉銘醸 (福島県)「冩楽」、松崎酒造(福島県)「廣戸川」、浦里酒造店(茨城県)「浦里」、阿部酒造(新潟県)「あべ」、天領盃酒造(新潟県)「雅楽代」、玉泉堂酒造(岐阜県)「醴泉」、伊東(愛知県)「敷嶋」、丸石醸造(愛知県)「二兎」、元坂酒造(三重県)「KINO」、今西酒造 (奈良県)「みむろ杉」、千代酒造(奈良県)「篠峯」、相原酒造(広島県)「雨後の月」、板倉酒造(島根県)「天穏」、高木酒造(高知県)「豊能梅」、重家酒造(長崎県)「よこやま」、森酒造場(長崎県)「飛鸞」、花の香酒造(熊本県)「産土」がノミネートされた(蔵所在地を基準に北から順に記載)。
お酒選びの際に「酒屋大賞2023」の結果を参考にしてみては。
「酒屋大賞」公式HP:https://sakeaward.com/
(ソルトピーチ)