愛知県豊橋市の情報をお届け。保護犬や保護猫の暮らしぶりを伝えるInstagramが開設された情報と、市内各地で開催される子育て応援イベントの話題をチェックしていこう。
Instagramを通して保護犬・猫の暮らしを発信
豊橋市は、市保健所で保護している犬や猫の暮らしぶりや、整備を進めている動物愛護センター(仮称)の最新情報を発信するため、Instagramアカウントを開設した。アカウント名は「toyohashi_aigo_official」だ。
豊橋市生活衛生課動物愛護グループが運営する同アカウントでは、これまでに保健所から譲渡した犬、猫の写真のほか、動物愛護に関連するイベントの告知、動物愛護センターの整備状況などを伝えていく予定。さらに、イベント開催時の様子を投稿することで、来場できなかった人にも、ペットの適正な飼育方法やペット防災などについて知ってもらうことを目指していくという。
豊橋市の保護と引き取り数は、犬、猫ともに減少傾向にあるが、令和3年度には犬45頭、猫159頭の保護・引き取りをしており、特に野良猫の子の引き取りが多い現状にある。
これらの犬、猫は飼い主への返還や新たな飼い主への譲渡を目指したが、そのすべてが返還や譲渡に至らないのが実情だ。
譲渡は「命をつなぐ」こと。同市は、保健所での日々の暮らしぶりや実際に譲渡された犬、猫の様子をInstagramを通じて写真で伝えることで、譲渡後をイメージしやすくし、さらなる譲渡の推進につながることを期待しているという。
また、動物愛護センターは、豊橋市中野町の市保健所・保健センター「ほいっぷ」の周辺で建設を進めている。「誰もが気軽に立ち寄り、動物の愛護をともに実践し、ともに学ぶことができる施設」を基本コンセプトに、計画では、犬20頭、猫60頭まで収容が可能だ。今年度は土地の取得や設計を進め、令和6年度から工事がスタート。令和7年度中の開所を予定している。
さらに、クラウドファンディングに関する情報も発信。 動物用の医療機器や医薬品に係る費用のほか、保護した動物の飼育のための備品に係る費用、センターの建設工事費用などに活用する予定で、目標額は1,100万円だ。募集期間は12月31日(日)まで。詳細は豊橋市の公式HPをチェックしてみて。
豊橋市動物愛護センター(仮称)Instagram公式アカウント:https://instagram.com/toyohashi_aigo_official
クラウドファンディング詳細:https://www.city.toyohashi.lg.jp/57352.htm
子育てイベントを開催
また、豊橋市は、「とよはし子育て応援フェス」と題して、11月1日(水)~30日(木)の期間、市内でさまざまなイベントを行う。
豊橋市は「人づくりNo.1のまち」を目指し、子育てしやすい環境づくりを進めている。所得制限なく第2子以降の保育料無償化、定額で使い放題のおむつとお尻ふきが園に届く「おむつのサブスク」、1歳未満の子どもを持つ世帯が民間の家事代行サービスをワンコイン(500円)で利用できるクーポン配布など、市独自の事業を数多く実施。
日経新聞社と日経BP「日経xwoman」が実施した「共働き子育てしやすい街ランキング2022」では、総合編で全国第3位に選ばれた。
そんな豊橋市で今回開催される「とよはし子育て応援フェス」に協力するのは子育て応援企業。市民や従業員に対する子育て支援の取り組みを積極的に進めている企業のことで、市が認定、表彰している。
フェスでは、マタニティフォトの撮影や子育てに関するセミナー、プールやお仕事体験、子どもの手形や足形をデザインしたバッグやTシャツ作りなどのものづくり、産後の骨盤矯正などが体験できる。家族だけでなく、これからママ・パパになる人、シニアの参加も大歓迎。予約が必要な企画もあるので、詳細はホームページを確認しよう。
また、11月11日(土)、豊橋市こども未来館「ここにこ」では、1DAYイベントが3年ぶりに開催される。
当日は19の工作や学びのブースが並ぶほか、子ども食堂による弁当の販売、キッチンカーの出店もあるので、1日中家族で楽しむことができる。さらに、子育て応援企業提供の協賛品が数量限定で来場者にプレゼントされる。
期間は1カ月と長いのも嬉しいポイント。家族で「とよはし子育て応援フェス」にお出かけしてみては。
とよはし子育て応援フェス2023公式HP:https://www.city.toyohashi.lg.jp/48614.htm
さまざまな企画を行う愛知県豊橋市に注目だ。
(ソルトピーチ)