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越前がに漁11月6日解禁!福井県越前町の道の駅越前で「越前がに朝市2023」全4日間開催

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福井県越前町の道の駅越前にぎわい広場にて、11月11日(土)・12日(日)・18日(土)・19日(日)の全4日間、「越前がに朝市2023」が開催される。開催時間は各日9:00~14:00。

越前かにまつり、朝市スタイルで全4日間開催


ズワイガニの中でもトップブランドである「越前がに」の漁の解禁日は、毎年11月6日。その越前がに漁解禁に合わせ、毎年開催しているカニの祭典「越前かにまつり」だが、たくさん開催してほしいという声が多いことから、今年も「越前がに朝市」として全4日間開催することとなった。



「越前がに朝市」では、越前がにの即売はもちろん、越前がれいや甘えびなど、越前の美味しい魚介類も販売される。またコロナ禍で自粛していた飲食席も復活し、海鮮揚げや海鮮焼きなどの海鮮グルメも会場内で味わえる。越前がにを買うならやっぱり越前町。ぜひ「カニのまち越前町」を訪れてほしいという。

福井県の港に水揚げされるズワイガニ「越前がに」


越前がには、福井県の港に水揚げされるズワイガニのことで、毎年11月6日に漁が解禁する。日本海の荒波と厳しい寒さに育てられた越前がにはズワイガニの中の王様とされ、甘くひきしまった肉質で知られる最高級品種で、ブランドマークの入った黄色いタグ付きのカニは越前がにの証だ。

2015年から登場した最高級ブランドとして「越前がに極」がある。水揚げ時の重量が1.5kg以上、甲羅幅14.5cm以上、爪幅3cm以上の基準を満たした越前がにのみに専用のタグが取り付けられる。全体水揚げ量の約0.05%しか対象にならないといわれ、越前町では新たに「極」の専用タグを作り、さらなるブランド力の向上に努めている。

2018年には農林水産省が進めている「地理的表示保護制度(GI)」に登録され、タグ付きブランドガニの祖であり、皇室献上ガニでもある越前がにに、新しく国のお墨付きが付いた。「GI」とは、農林水産省が進めている、各地域ならではの環境や伝統などの特徴をもつ地域産品を守り伝えるための制度だ。

「越前がに」のまち、越前町

越前がにのまち、越前町は、黄色のタグ発祥の地。越前町漁業協同組合が、全国で初めて1997年にセリ前のカニにタグを取り付けるブランド化を行った。それが福井県内の他の漁業組合に広がり、今では黄色のタグは越前がにとして、ブランドイメージが定着している。

福井県内の4つの港で水揚げされる越前がにだが、その中でも、最も多くの水揚げがあるのが越前町の港だ。越前町には、小型・大型含め約40隻の底びき網漁船がある。これは福井県内最多を誇り、越前がに漁の中核を担っている。

また、越前がにの味の決め手は、何といっても鮮度。越前町の港は、漁場である越前岬沖まで最も近く、獲れたズワイガニを活きの良いまま持ち帰ることができる。これが、越前がにがズワイガニの中でもトップブランドである所以であり、越前町がほかのどの産地にも負けない越前がにの本場である理由だ。


越前がにについては、「越前がにブランドサイト」で詳しく知ることができるのでチェックしてみて。

越前がにの即売に加え、干物や鮮魚など越前の海の幸の即売、海鮮グルメなども楽しめる「越前がに朝市2023」に足を運んでみては。

■道の駅越前にぎわい広場
住所:福井県丹生郡越前町厨71-335-1

越前がにブランドサイト:https://www.town-echizen.jp/echizengani/

(さえきそうすけ)

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